pdfeditor-knowledge’s diary

PDF関連知識をご紹介

ワードとPDF文書に「社外秘」や「禁複製」などのスタンプを挿入する方法

はじめに

透かし(ウォーターマークとも呼ばれる)は、文書ファイルや画像ファイルのコンテンツに重ね合わせるロゴやテキストのことで、「禁複製」「コピー禁止」「盗用禁止」と表示して著作権の保護を示したり、「社外秘」「取扱注意」と表示して情報セキュリティの重要さを喚起したりする目的で使用されています。

電子印鑑

以下ではその目的と、Microsoft Word及びPDFelement(PDFエレメント)を使って無料で透かしを挿入する方法、またそれ以外の文書保護手段としてのパスワードによる保護の仕方などを説明します。

目次:



一、なぜコンテンツに透かしを入れるのか?

文書や画像に透かしを入れることが必要になる理由は、大きく2 つあります。

まず、コンテンツの著作権を保護し、許可していない第三者による盗用/コピー/再利用や改変を防ぎます。透かしを入れることで、たとえば購入前にコンテンツをプレビューしてもらいながらも、盗用されるリスクを軽減できるのです。

次に、透かしを宣伝手段として利用することもできます。透かしを使って、作者や所有者名、制作企業名を明確にして、その認知度を高めることができます。透かしを入れておけば、YoutubeInstagram などでそのコンテンツを利用して公開されたときに、作者の名前やブ企業名も同時に広めることができます。

 

印鑑

また、インターネットにアップされているほとんどの電子書籍や学術論文のプレビューには透かしが入っています。透かしは、このうような文書類の著作権を守る目的でも使用されています。

また、文書に「無効」、「複製」、「サンプル」、「取扱注意」などの透かしをハンコとして使えば、文書類を適切に管理し、重要文書の取り扱いミスを防止することもできます。



二、ワード文書に【社外秘・禁複写】などの透かしを追加する方法

Microsoft Wordには、以下に紹介する複数の透かしを入れる手段が用意されています。


(1)あらかじめソフトに用意されている透かしを挿入する

①「デザイン」 タブで [透かし] を選択
②「社外秘」 や 「機密」、「緊急」など、用意されている透かしを選択

透かし


(2)好みの画像やテキストの透かしを挿入する

①「デザイン」 タブで 「透かし」 を選択
②「ユーザー設定の透かし」を選択

★ 画像を挿入する場合

③「図」 を選択
④「図の選択」 をクリック
⑤自分の画像を自分のPCやドライブから選択するか、画像をBingして目的の画像を選択

Bing

⑥「OK」 をクリック

完了

★ テキストを挿入する場合

①「テキスト」を選択
② テキストボックスにテキストを記入
③ 言語、フォント、サイズ、色、レイアウトを選択
④「OK」 をクリック

テキストを挿入


(3)透かしを作成、登録して使用する

① 透かしを作成

 ・①~⑥まで作業する

透かしを作成

② 透かしを保存

    • ページの上部付近をダブルクリックして、ヘッダーを開く
    • 透かしの上にカーソルを移動し、透かしをクリックして選択
    • 「デザイン」 タブの「ページの背景」 で「透かし」 を選択
    • 「選択を透かしギャラリーに保存」 を選択

選択を透かしギャラリーに保存

  • 透かしに名前を付け 、[OK] をクリック

OK

③ ユーザー 設定の 透かしを別の文書に挿入

 ・透かしのギャラリーの 「全般 」 で作成した透かしを選択

全般


(4)ヘッダー/フッターに透かしを挿入する

①「挿入」→「ヘッダー/フッター」→「ヘッダー/フッターの編集」をクリック

ヘッダー


②「挿入」→「画像」から画像を挿入(又はコピーペースト等)
③ 画像を選択し「文字列の折り返し」を前面にして、大きさなどを調整する

文字列の折り返し



三、PDFに【社外秘・禁複写】などの標記を付け加える方法

ここでは、オールインワン万能PDF編集ソフトPDFelement(PDFエレメント)を利用して、PDFに透かしやスタンプを入れる方法を説明します。


(1) 透かしの挿入と設定

【用意されている透かしを挿入】

  • 「編集」→「透かし」→「透かしを追加する」

    透かしを追加する

  • テンプレートを選んで「適用」で挿入できる

適用

【新たなテンプレートを作成】

    • 「編集」→「透かし」→「透かしを追加する」→「+」
    • テキスト、PDF、画像のいずれかを選択

いずれかを選択

  • 「透かしテンプレートを作成」で透かしの内容、表示方法、スタイル、ページ範囲等を設定して「保存」でテンプレートが追加されるので、使用するときはそれを選んで「適用」

透かしの内容

適用


(2)注釈のスタンプを挿入

【用意されているスタンプを挿入】

・「編集」→「スタンプ」→ スタンプを選択すれば挿入される

【新たなスタンプを作成】

    • 「作成」→ 表示される「カスタムスタンプフォーム」で画像を選択、名前を入力して「OK」

作成

  • 「カスタム」にスタンプが追加されるので、使用するときはそれを選ぶ

カスタム

スタンプが追加

キャン



四、PDFをロックして利用制限をかける方法

ここまで、文書に透かしを入れることで文書の利用に制限をかける方法を説明してきましたが、以下では、PDFにパスワードを設定し、印刷や編集など特定の機能を使用禁止にすることで、最初からPDF へのアクセスを制限する方法を説明します。PDFのパスワードには以下の2 種類があります。

(1)文書を開くパスワード

PDF を開き、閲覧するためのパスワードです。

(2)権限パスワード

権限設定を変更するときに必要なパスワードで、PDF の内容の印刷、編集、コピーを制限できます。

オールインワン万能PDF編集ソフトPDFelement(PDFエレメント)を使ってこれらのパスワードを設定するには、以下の手順を用います。

  • 「保護」→「パスワードを設定」保護
  • 「セキュリティ」設定画面が出るので、「文書を開くパスワード」及び「権限パスワード」を設定して「保存」
  • プロ版機能の説明が出るが「続行」をクリック(Wondershare社の透かしが入ります。もちろん「購入」されてもいいですが)

プロ版機能



【まとめ】

透かしの目的や、PDFelementで設定方法及び同様の著作権保護目的で使用されるPDFのパスワード設定方法などについて説明しました。文書を公開する場合には、常にその著作権の保護を意識するようにしたいですね。

PDFelement

今更聞けない?コンビニでPDFファイルを印刷する手順と印刷できない原因

はじめに

PDFファイルの印刷は会社ではすることが多い作業です。最近はリモートワークをする会社も増加傾向にあります。そのため、会社外でPDF印刷をする可能性も高くなるでしょう。

 

今回は会社外で印刷する方法の中から、コンビニで印刷する手順と、印刷がうまくできない時の原因について解説します。普段慣れていない環境では勝手も異なってくるので、事前に印刷の方法や印刷ができない時の対処方法を知っておけば、焦ることもありません。

 

コンビニでPDF印刷をしたことがない方や、久しく利用していないという方は、本記事を一読しておく事をおすすめします。

 

PDFを印刷



目次:

 


1. セブンイレブンでPDFファイルを印刷する場合

セブンイレブンでPDF印刷する場合の方法について、PCで印刷する際の手順を紹介します。少ない手順で済むので、複雑な操作は必要としません。

  1. 無料で利用できるnetprintサイトでPDFファイルを登録し、プリント予約番号を受け取る
  2. マルチコピー機のタッチパネルの「プリント」から「ネットプリント」をタッチする
  3. プリント予約番号を入力すると、プレビューが表示されるので、問題がなければ「プリントスタート」で印刷が開始される

ユーザー登録の必要はありませんが、登録を行うと予約番号発行後の有効期間が、1日から7日まで延長されるので、余裕を持ちたいという方は登録を済ませておきましょう。

 

 netprintのユーザー登録と料金確認はこちらから>>※料金はFAQより確認できます

 

 


2. ローソン・ファミリーマートでPDFファイルを印刷する方法

ローソンとファミリーマートでは同じネットワークプリントサービスを利用することで印刷が行えます。PCで印刷する場合の手順は以下です。

  1. ネットワークプリントサービスのホームページを開き、同意をクリックしてPDFファイルをアップロードする
  2. 登録名や用紙サイズなどを選択して、登録するとユーザー番号が表示される
  3. ローソンまたはファミマのマルチコピー機の操作パネルで、「プリントサービス」を選択し、「ネットワークプリント」をタッチする
  4. 現金を投入し、ユーザー番号を入力する
  5. 「文章プリント」をタッチして、ファイルを選択して印刷する

ちなみに、ネットワークプリントサービスのユーザー登録をしておくと、プリントできる期間が8日から30日間に延長できます。またユーザー登録をしている方は、ユーザー番号の代わりにログイン名とパスワードを入力しましょう。

 


3. コンビニでファイルを印刷できないその原因

印刷したいPDFファイルを登録したはずなのに、印刷がうまくいかない際は主に以下の3つの原因が考えられます。エラーが表示されたときは慌てずに、何か間違ったことをしていないかどうか確認することから始めましょう。

印刷できない原因1.出力サービスを間違えてしまっている

マルチコピー機はさまざまな機能が搭載されているので、タッチパネルにも多くのメニューがあるため、誤ったサービスを選択してしまうケースがあります。異なるサービスを選択してしまっては印刷できないので、まずは正しく印刷できるサービスを選択できているか確認しましょう。

印刷できない原因2.予約番号やパスワードの打ち間違え

予約番号やパスワードが間違っている場合「指定されたプリント予約コードは存在しません」のようなエラー表示がされます。打ち間違いをしてしまっている可能性もあるので、もう一度番号をしっかりと確認しながら打ち直してみましょう。特に急いでいるときは間違えやすいので、番号を打つ際は落ち着いて入力をするようにしてください。

印刷できない原因3.印刷できる期限が切れてしまっている

コンビニで印刷をする際は、ファイル登録をしてから印刷するまでの有効期限があります。ユーザー登録が行われていない場合、セブンイレブンは1日、ローソンとファミリーマートは8日となっているので、期限切れになる前に印刷に行きましょう。

印刷する期間に余裕があるのであれば、ユーザー登録をしておくことで有効期限を伸ばせるのでおすすめです。

 

 


【まとめ】

PDFファイルの印刷は、リモートワークをする会社も増加傾向にあるため、コンビニ印刷の仕方をおぼえておくと良いでしょう。まずはユーザー登録がおすすめです。

ユーザー登録が行われていない場合、セブンイレブンは1日、ローソンとファミリーマートは8日となっているので、期限切れになる前に印刷に行きましょう。

PDF文書からページを削除する方法

PDFは通常編集が行えない仕組みになっているので、編集ソフトやオンラインツールを使う必要があります。しかしPDFが編集できるソフトやオンラインツールは、数多くあるため何を選べばいいか悩みがちです。

そこで、PDF文章からページを削除する際に役立つ編集ソフトと、オンラインツールの紹介、Macでページを削除する際の方法をご紹介します。余分なページを削除する際の効率がアップするので、自身や会社に合った方法を選びましょう。

目次


PDF編集ソフトを利用して不要なページを削除

PDF文書のページ削除を行う際の方法として紹介する1つ目は、専門なPDF編集ソフトを利用する方法です。以下ではおすすめの編集ソフトを紹介しているので、比較して使いやすいものを選びましょう。

PDFelement(PDFエレメント)

PDFelement」(PDFエレメント)はWondershareの、PDFファイルを編集できるソフトです。無料ダウンロードからの利用が可能で、試用版では5ページまでのPDFが管理できます。

以下のボタンをクリックしてダウンロードできる

ページ削除の方法

ソフトを起動し、「ファイルを開く」を選択しましょう。

それから削除したいページのあるファイルをドラッグ&ドロップすることで開かれます。

ファイルを開く

PDFファイルを開く



上のツールバーで「ページ」を選択します。

選んでから、ゴミ箱アイコンをクリックして削除できます。

削除したいページを選択

削除したいページを選択

サムネイルでページを削除を選択することができるので、削除したい範囲を指定して、右クリックでページの削除を選択するだけの簡単操作もあります。

サムネイルでページを削除

サムネイルでページを削除


好きな方法をお選びください。

 

 

Adobe Acrobat

Adobe Acrobatではファイルを選択して、PDFを開くことで編集が可能です。

ページの削除を行うときは、ツールの「ページを整理」を選択し、削除したいページのサムネイルをクリックしましょう。

それから削除アイコンをクリックして、OKを選択すると指定したページを削除できます。

保存については書き出し先フォルダを選択する方法と、ファイル名を指定して保存する方法のどちらかを選んでください。


Macでプレビューを使ってページ削除する方法

Macパソコンではプレビューアプリケーションを活用して、PDFファイルのページを削除することが可能です。

使い方は:

プレビューを表示した状態で、「サムネイル」もしくは「表示」をクリックし、「コンタクトシート」を選択してください。

次に削除する1ページか複数ページを指定して、キーボードのDeleteキーまたは、「編集」の「削除」を選択するとページが削除されます。

macでページを削除


オンラインツールでPDFのページを削除する

最後にオンラインツールを使った、PDFのページ削除方法を紹介します。

Hipdf


▶操作手順:

ネット上でHipdfにアクセスして、「全てのツール」「その他のツール」から「PDFページをを削除」を選びましょう。

すべてのツール

ページを削除

「ファイルを選択」ボタンをクリックして、編集したいファイルを選択します。

削除したいページ上のゴミ箱アイコンをクリックして、ページを削除します。

 

ファイルを選択

ファイルを削除

 

編集しましたファイルをダウンロード


smallpdf

操作手順はほぼHipdfと同じです。


▶操作手順:

サイトにアクセスして、「全てのPDFツールを確認」から「PDFページを削除」アイコンをクリックします。

「すべてのツール」をクリック

「ページを削除」を選択


「ファイルを選択」ボタンをクリックして、編集したいファイルを選択します。

削除したいページ上のゴミ箱アイコンをクリックして、「変更を適用」でページを削除します。

 

ファイルを選択

ファイルを削除

iLovePDF

他のツールと同様にサイト上にある「全てのツール」に移行すると、「ページを削除」する専用ツールが利用可能です。該当PDFファイルをアップロードし、削除を希望するページやそうでないページのチェック分けをすれば完了します。

 

ファイルを選択

ページを削除

 

これらの方法を活用してPDFのページ削除が可能です。アップロードをする必要がありますが、アップロードされたファイルは60分後に自動的に削除されるので、データがオンライン上に残ってしまうこともありません。

しかし、アップロードに不安がある場合はPCに専用アプリを入れるという方法が無難です。

→関連記事: PDFオンライン編集ツールを紹介し、その欠点についても解説


まとめ

オンラインツールを利用することでPDFページの削除は、殆どの端末で行えます。削除後には、ページが削除された状態のファイルがダウンロードできます。 まずはHipdf 、ネット上でHipdf にアクセスして、「その他のツール」を選びましょう。 セキュリティを考えて不安がある場合は、PDFelementのような専用アプリをPCにインストールすることをおすすめします。

MacでPDFファイルのテキスト検索を効率的にする方法

はじめに

PDFファイルのテキスト検索は何百ページもあるような資料でも、欲しい情報が書かれた場所を素早く見つけられるようになります。また必要のない情報を探して整理する際にも、役立つでしょう。

 

そのようなPDFファイルの管理をしやすくするテキスト検索を、Macで効率的に行える方法を紹介します。またオンラインツールや、Windowsのテキスト検索も可能にするPDFelementなども紹介しているので、PDFファイルの編集にご活用ください。

 

目次:

 

 


1. Macの「プレビュー」でPDFのテキストを検索する

Macでは、標準搭載されている「プレビュー」アプリケーションを活用することで、PDFのテキスト検索を行うことが可能です。その方法は以下のような手順で行えます。

プレビューでPDFファイルを開いて、ツールバーの検索フィールドに単語もしくは、語句を入力して検索をかける

検索結果は、「検索ランク」を選択すると一致数を基準にした並べ替えができ、「ページの順序」を選択するとページ番号を基準にした並べ替えが可能

検索結果をもとに必要な作業を終えたら、検索フィールドにある、ばつ印の削除ボタンをクリックすることで結果を閉じられる

Macの「プレビュー」でPDFのテキストを検索

 

このように検索フィールドで検索をかけるだけなので、MacのPCを使っている方は、プレビューのテキスト検索を試してみましょう。

あわせて読みたいsafariでPDFを検索する方法


2. オンラインツールiLovePDFでPDFのテキストを検索する

iLovePDFはPDFを編集できるオンラインツールの一つで、デスクトップ版を使用することでテキスト検索が行えるようになります。

 

その方法は単純で、「OpenFile」で任意のPDFファイルを開いて、左上の虫眼鏡マークからワードを入力するだけです。後は、その該当するワードがあるページが表示されるので、そこから編集していきましょう。

 

しかしiLovePDFのデスクトップ版はすべて英語表記となっているため、どれがどうゆう機能かわかりづらいところがあります。それでも基本的なPDFの編集が無料で行える点は、気軽に使いやすいポイントです。

 

英語が得意な方や慣れるまで少し時間がかかっても大丈夫だという方は、iLovePDFのデスクトップ版を活用してみてはいかがでしょうか。

 

 


3. PDF Expertでテキスト検索をする方法

PDF ExpertはMac用のPDF編集が行えるソフトです。お試し期間7日間の無料ダウンロードからの利用が可能で、テキスト検索を行うには以下の手順を踏みます。

 

pdfexpert

  1. PDF Expertを無料ダウンロードしてソフトを開き、編集したいPDFファイルを開く
  2. ウィンドウの右上に表示される検索フィールドをクリックする
  3. フレーズやキーワードを入力して検索する

以上の少ない手順でテキスト検索が行えるので、Macのプレビュー以外でPDFの編集方法を探している方は試してみるといいでしょう。

→関連記事:
 PDF Expertってご存知?PDF Expertを分かりやすく解説いたします!


4. PDFelementでテキスト検索をする方法

Wondershareが提供するPDFelementでは、MacだけでなくWindows用のソフトでもテキスト検索が可能です。そこでWindowsMacでテキスト検索をする方法を、それぞれ紹介します。

以下のボタンをクリックしてPDFelementをダウンロードできる

PDFelementのWindows版でテキスト検索をする方法

Windows版のテキスト検索は、以下の手順で行えます。

  1. 編集画面でキーボードの「Ctrl+F」を押して、検索と置換の設定画面を開く
  2. 表示された空白欄に検索をしたいテキストを入力し、「次へ」を選択する
  3. 検索されたテキストがハイライトに表示される

このようにたった3ステップでおこなえるので、無料試用版で操作感を確認することをおすすめします。すべての機能が無制限で使える有料版への移行も簡単にできるので、まずはお試しで使ってみてください。

 

PDFelementのMac版でテキスト検索をする方法

Mac版のテキスト検索を行う際は、以下のような操作が必要になります。

  1. PDFファイルの表示画面でキーボードの「Command+F」を押して、検索メニューバーを表示させる
  2. テキストを入力し「Enter」キーを押すと、検索結果がハイライトで表示される

Windows版と操作が若干違う所もありますが、ほとんど同じ感覚でテキスト検索が行えるので、Macユーザーの方も気軽にご利用いただけます。

 

PDFelementでテキストを検索

 

 


【まとめ】

MacでPDFファイルのテキスト検索を行う方法と、オンラインツールや編集ソフトを使ったテキスト検索の方法を解説しました。Macであればプレビューを利用したテキスト検索を行うことが可能です。

さらにPDFelementのような編集ソフトを使えば、テキストの置き換えやファイルの編集がより細かくスムーズに行えます。無料試用版からお試しいただくことも可能なので、PDF編集にお困りの際は、PDFelementをお気軽にご利用ください。

以下のボタンをクリックしてPDFelementをダウンロードできる

 

→関連記事:
 こあのPDFファイルはどこ?!パソコン内で検索する方法とは
 Macのプレビューとsafariもできる!PDFのテキストを置換する方法

PDFファイルにハイライトやコメントをつける注釈の3つの方法

はじめに

「PDFにハイライトやコメントを入れたい」、「PDFファイルに訂正箇所があるので注釈を追加したい」、普段PDFを利用している方ならこのように思ったことはあるのではないでしょうか。

筆者も仕事でPDFを使うことが多いので、「簡単にPDFを編集する方法はないのだろうか」と悩んでいました。


PDF編集


そこで今回は、無料でPDF編集できるソフトから、仕事をより一層効率化させたい方向けのソフトまでご紹介したいと思います。


目次:


以下のボタンをクリックしてダウンロードできる。

   

一、PDFにカラフルなコメントをつける方法

PDFは編集できないデータファイルでした。そのため、変更できない契約書などの書類として、今でもビジネスでよく使われています。

しかし、ペーパーレス化が進むにつれて、資料を訂正、削除したいというニーズが高まってきたことで、「PDFを編集する機能を追加してほしい」という声も多くなりました。


PDF編集


これを読んでいるあなたも、PDF資料に誤りがあったときに編集できないことに対して、不便に感じたことはあるのではないでしょうか。

ですが、安心してください。今では編集機能を備えたさまざまなツールが開発されています。

PDF編集ツールでできること:

  • 注釈をつける
  • 文章を変更する
  • 文字や画像サイズを変更する
  • 添付ファイル、ページを追加する

二、無料ソフトを使うならMicrosoft Edgeがおすすめ

次にPDFの簡単な編集ができるMicrosoft Edgeについて説明します。

 

【Step 1】まず編集したいPDFファイルにカーソルを合わせて右クリックを押します。

【Step 2】プログラムを開く(H)≫Microsoft Edgeを選択します。

そうすると、PDFを編集する画面に切り替わります。

 

【Step 3】左から「手書き」「強調表示」「消去」のアイコンが出現しますので、基本的にはこの操作のみ使用することができます。

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【Step 4】「手書き」アイコンを選択すると、文字や線を書き込むことができます。

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【Step 5】「強調表示」を選択すると、マーカー線を引くことができます。

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【Step 6】マーカー線にカーソルを合わせて右クリック≫ハイライトを選択すると、お好みの色に変えることができます。

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【Step 7】「消去」アイコンを選択すると、文字や線、ハイライトを消すことができます。

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三、高度な注釈機能を利用したい方はPDFelementがおすすめ

もう少し充実した編集機能を使いたい方は、有料版のソフト「PDFelement」がおすすめです。

図形、テキストボックス、電子印鑑など論文、企画案、資料において多様な機能を使うことができます。

以下のボタンをクリックしてダウンロードできる。


(1)図形、線、テキストボックス、コメント欄を入力する

  1. 書き込みをしたいPDFファイルをPDFelementで読み込みます
  2. メニューバーの「注釈」を選択すると、図形、線、テキストボックス、コメント欄のアイコンが表示されます。

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(2)PDFelementで電子署名を作成

電子署名を追加したい場合は「保護」→「文書に署名」の順にクリックします。

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(3)PDFデータの順番を変更する

  1. PDFelementで編集したいPDFファイルを開く
  2. 画面上部のメニューの中から「ページ」を選択
  3. サムネイル画像が表示されるので、順番を変更したいデータを目的の位置までドラッグ(左クリックを押しながら)離せば移動させることができます。

四、スマホでPDFを編集したい方はiBookがおすすめ

iphoneipad専用アプリ「iBook」で電子書籍PDFファイルに注釈することができます。普段「iBook」を利用している方はぜひ試してみてください。


PDF iBook


  1. 書籍内の文章を長押しすると、このように範囲選択の画面に切り替わります。
  2. 選択した範囲をタップすると、左から「調べる」「ハイライト」「メモ」「検索」という画面が表示されます。
  3. 「ハイライト」を選択すると、マーカー線を引くことができます。 この画面で、色の変更、メモの追加、検索することもできます。
  4. 「メモ」を選択すると、メモを書き加えることができます。メモマークが付くので、タップするとメモの内容を読むことができます。

【まとめ】

PDFを編集するツールと機能についてお伝えしました。無料でも編集することはできますが、簡単な機能(ハイライト、メモ)しか使えません。論文、企画案、資料のやり取りで更に高度な注釈機能を使いたい方は、PDFelementがおすすめです。

iPhoneでPDFを結合する方法

はじめに

PDFの結合は、PCだけでなくiPhoneで行うことも可能です。しかし結合する方法にもさまざまなものがあるので、どの方法を使うのか悩む方も少なくありません。

 

本記事ではiPhone自体を使ってファイルを結合する方法と、PDFエレメントを使った2通りの方法に分けて紹介します。また混同されやすいiPadの結合方法も紹介しているので、iPhoneiPadでPDFの結合方法を探している方は参考にお使いください。

 

iPhoneで PDF の結合ができるようになれば、場所や時間を気にせず編集が行える自由度が高まります。

目次:

 

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる

 


1. iPhone自体でファイルを結合する

iPhone自体でファイルを統合する場合は、iPhoneに標準搭載されているファイルアプリに統合を行うファイルを保存することから始めます。

ファイルアプリでは「ファイルに保存」でPDFを保存できるので、同じフォルダ内に統合したいものを保存して行きましょう。保存が終わったら右上の設定ボタンから「選択」を選んで、すべてのファイルを選び終わったら「PDFを作成」をタップします。

 

後は統合したファイルを保存して共有を行えば、完了です。共有を行うためには元となるPDFアプリが必要になるので、app storeを利用して事前に準備しておきましょう。

ファイルを移動させたりフォルダを作成したりと面倒なところはありますが、結合であればスマートフォンのような端末で行うことも不可能ではありません。

 


2. PDFelementを使ってファイル結合する

iPhone自体でファイルを統合しようとすると、共有用のアプリの用意や、ファイルを1つ、1つ保存していく必要があります。しかし、PDFelement (PDFエレメント)を使用すれば、PC内やオンラインストレージ上にあるPDFを統合することが可能です。

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる

PDFelementを使ったファイルの結合は以下の手順で行えます。

  1. PDFelementのメニュー画面から「PDFを結合」を選択する
  2. ファイルの結合ウィンドウが表示されたら、ウィンドウ内にPDFファイルを結合したい順番でドラッグ&ドロップで挿入する
  3. 挿入を行うと自動的に結合が行われるので、次の画面で結合範囲や保存位置を設定する
  4. 設定が完了すると同時に結合されたPDFファイルが表示されるので、問題がなければ保存して完了

その他の方法には結合したいファイルを開いてサムネイルを表示させ、他のファイルをサムネイルに挿入する手段もあります。

どれも見やすいメニュー画面からスピーディーに行えるので、ファイル結合の作業も効率的にできるでしょう。

 

 

● 動画から学ぶ:無料で PDFファイルを結合する四つの方法

 

 

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる

 


3. PDFExpertでファイルを一つに結合する

PDFExpertを使用すれば、iPadiPhoneでPDFファイルを結合することが可能です。それぞれでどのような操作が必要になるのか結合する手順を紹介します。大まかな流れは同じですが、多少異なる部分が存在するので、混乱しないようにどちらも覚えておくといいでしょう。

● iPadで結合する方法

  1. PDFExpert7を開く
  2. ファイル管理画面右上の「選択」をタップする
  3. 結合を行いたいファイルをすべて選択する
  4. サイドバーの「結合」をタップして完了

iPhoneで結合する方法

  1. PDFExpert7を開く
  2. ファイル管理画面右上の「選択」をタップする
  3. 結合を行いたいファイルをすべて選択する
  4. 「その他」をタップする
  5. 「結合」をタップして完了

このように両方とも簡単な手順で結合できるので、PCがなくてもPDFファイルの編集がスムーズに行えます。会社外での業務を行うiPhone ユーザーにとっては、ぜひ活用したいアプリの1つです。

 

 

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる

 


【まとめ】

iPhoneのPDF結合方法について紹介しました。iPhone自体を使った結合方法もありますが、PDFelementを使えばより少ない工程でPDFの結合を行うことが可能です。

iPhoneにアプリをダウンロードをする必要はありますが、やり方を覚えてしまえば簡単に結合が行えるようになるでしょう。結合以外にもページの削除や余白の調整、内容の追加なども行えるので、PDFの編集にお困りの際は、PDFelementがおすすめです。

 

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる

PDFファイルを画像に変換する3つの方法

はじめに

「PDFファイルを画像に変換するやり方がわからないな...」このような疑問を解決します。

この記事の内容は下記のとおりです。

  1. PDFelement内のスクリーンショット機能を使う方法
  2. PDFを画像に変換する方法
  3. PDF内のすべての画像を抽出する方法

この三つの方法について紹介していきます。

スクリーンショット



この記事を読めば、PDFファイルを簡単に画像に変換する方法を理解することができるので、ぜひご覧ください。


目次:



一. スクリーンショット

PDFelement(PDFエレメント)内のスクリーンショット機能を使うことで、画像形式に変換することができます。また、PDFの一部を画像として保存したり、別のファイルに貼りつけることも可能です。

無料でインストールする事ができるため便利ですよ。


PDFelementをダウンロード


①PDFelement内のスクリーンショット機能を使う



手順は下記のとおりです。

  1. ツールタブの「キャプチャ」を選択
  2. クリック&ドラックで切り取る指定範囲を選択する

順番に説明していきます。


【Step 1】ツールタブの「キャプチャ」を選択

キャプチャ

ツールタブから「キャプチャ」を選択します。


【Step 2】クリック&ドラックで切り取る指定範囲を選択する

切り取る指定範囲


画面の下にある4つのマークは左から順に

  • 指定範囲を再設定する「戻る」ボタン
  • キャプチャー画像を保存する「保存」ボタン
  • キャプチャーを中止する「キャンセル」ボタン
  • キャプチャー画像をコピーする「コピー」ボタン

になります。用途に合わせて使いわけるといいでしょう。


動画から学ぶ:PDFをJPEG/JPG画像形式に変換する方法



スクリーンショット専用ソフトの紹介

上記では、PDFelementでスクリーンショットを撮る方法を紹介しましたが、ここでは、PDFelement以外で使えるスクリーンショット専用ソフトを紹介します。


(1)「faststone Capture」

今回紹介するスクリーンショット専用ソフトは「faststone Capture」です。このソフトは、無料バージョンと、有料バージョンの2種類がありますが、今回は無料バージョンを紹介します。

スクリーンショット


↓無料バージョンのダウンロードはこちらです↓
https://www.gigafree.net/tool/capture/faststonecapture.html


(2)「faststone Capture」の使い方

faststone Capture」の使い方を簡単に紹介します。


faststone Capture


起動が完了すると、上記のメインパネルが表示されます。キャプチャの方法ですが、「アクティブウィンドウをキャプチャ」を紹介します。


アクティブウィンドウをキャプチャ


一番左のボタンが「アクティブウィンドウをキャプチャ」です。今指定している画面をキャプチャすることができます。

画面全体をキャプチャをできるので、Webブラウザでキャプチャをするとメニューバーなどもキャプチャすることが可能です。



二. PDFを画像に変換する

ここでは、PDFを画像に変換する方法について紹介します。

①PDFのページごとに画像を作成

PDFのページごとに画像を作成する手順は以下です。

  1. 「変換タブ」から「画像へ」をクリックする
  2. 「名前を付けて保存」から保存先を選択する
  3. ファイル名を記入し、ファイルの種類から変換したい画像形式を選ぶ

順番に説明していきます。


【Step 1】変換タブから「画像へ」をクリックする

画像へ


【Step 2】「名前を付けて保存」から保存先を選択する

名前を付けて保存


【Step 3】ファイル名を記入し、ファイルの種類から変換したい画像形式を選ぶ

画像形式を選ぶ


ファイル名を記入して、ファイルの種類から好きな画像形式を選んで「保存」をクリックして完了です。

②ページを画像として抽出する

  1. 変換タブから「変換の設定」
  2. 「PDFから画像」を選択し、「ページを画像として抽出する」を選ぶ
  3. 適用をクリック

順番に解説していきます。


【Step 1】変換タブから「変換の設定」をクリック

変換の設定


【Step 2】「PDFから画像」を選択

PDFから画像

「PDFから画像」を選択して、「ページを画像として抽出する」にチェックを入れます。


【Step 3】適用をクリック

「ズーム」や「ページ範囲」の設定が終わったら、適用をクリックします。



三. PDF内のすべての画像を抽出する方法と画面設定の紹介

ここでは、PDF内のすべての画像を抽出する方法と、「PDFから画像」にする際に選択できる画面設定について紹介します。

①PDF内のすべての画像を抽出する


すべての画像を抽出する


「ページを画像として抽出する」と同じ手順で作業をして、「PDF内のすべての画像を抽出」にチェックを入れるだけです。

②画像設定の紹介

・PDFのページごとに画像を作成

PDF内のページごとに画像を作成し、画像形式で保存することができます。

・PDF内のすべての画像を抽出

PDF内のすべての画像を抽出することが可能です。ただ、「ズーム」や「境界線幅」などの設定を変更することはできません。

・ページを画像として抽出する

ページを画像として抽出します。「PDF内のすべての画像を抽出」とは違い、「ズーム」や「境界線幅」などの設定を変更することができます。



【まとめ】

今回は「PDFファイルを画像に変換する3つの方法」について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?PDFファイルを画像に変換するのは、やり方を知ってさえいれば、けして難しいことではありません。

PDFelement(PDFエレメント)は、簡単にPDFファイルを編集できるだけではなく、PDFファイルを画像に変換することもできる便利なツールです。PDFelementに興味のある方は、使ってみることをおすすめします。