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PDF関連知識をご紹介

PDF、画像…ファイル形式別で透かしを入れる方法を紹介

PDFや画像などファイルを保護するために、透かしを入れる方法は有効です。

透かしは著作権を守るだけでなく、第三者の不正利用を防ぐための強力なツールです。

この記事では、PDFや画像などのファイルに透かしを入れる方法を紹介します。

PDFファイルに透かしを入れる方法

・iLovePDFで透かしを追加

iLovePDFは無料でオンラインで利用できるPDFツールです。

iLovePDFを利用することで、簡単にPDFファイルに透かしを入れられます。

透かしにテキストと画像を組み合わせることで、ファイルのすべての位置に透かしを追加できます。

追加した透かしは、フォーマットや方向、不透明度などを細かく調整できる点が特徴です。

実際に、iLovePDFでPDFファイルに透かしを入れる手順は次の通りです。

 

1.iLovePDFにアクセスしてメニューから透かしを選択します。

メニューから透かしを選択

2.PDFファイルを選択して、透かしの位置やテキストの入力、透明度などを入力して「透かしを追加」をクリックします。

透かしを追加

3.透かしを入れたらPDFファイルをダウンロードします。

PDFファイルをダウンロード



・PDFエレメントで透かしを追加

PDFエレメント

PDFエレメントはインストール型のソフトで、PDFファイルに透かしを手軽に入れられます。

iLovePDFと異なり、外出時などでネット接続が無い場合でも安心して利用可能です。

また、PDFエレメントはPDFのオールインワンソフトのため、透かし以外にもさまざまな機能を搭載しています。

PDF圧縮、PDF変換、OCR処理、ヘッダーとフッター管理などさまざまです。

実際にPDFエレメントで透かしを入れる手順は次の手順です。

 

1.PDFエレメントを開きPDF一括処理をクリックします。

PDF一括処理をクリック



2.メニュー画面から透かしをクリックします。

透かしをクリック



3.ファイルを選択して、透かしを追加からテンプレートをクリックします。

テンプレートをクリック



4.テキストを入力して適用をクリックすると、テンプレートとして選択できます。

テキストを入力して適用をクリック



5.利用したいテンプレートを選択して、適用をクリックすれば完了です。

適用をクリック



・iLovePDF VS PDFエレメント

iLovePDFとPDFエレメントは、どちらもPDFに透かしを入れられるツールです。

iLovePDFとPDFエレメントの機能比較を紹介します。

 

iLovePDFはオンラインツールのため、ネット接続が必要ですが、PDFエレメントはオフラインのツールのため、ネット接続は必要ありません

また、ilovePDFの透かし機能と比較して、PDFエレメントの透かし機能では、透かしの表示方法や位置などを細かく設定可能です。

ほかには、PDFエレメントを利用することで、テンプレートを利用でき、別の文書でも同じ透かしを設定できます。

そのため、PDFエレメントを利用すればPDFごとに透かしを設定する必要がなく、手間を省けるメリットがあります。

ilovePDFは無料で利用できるツールですが、無料版には制限があり、多くのPDFに透かしを入れる際には有料版を利用する必要があります。

同じ有料版を利用するならば、PDFエレメントを利用すればPDF以外にも、翻訳機能やAI機能を利用できお得です。

 

画像に透かしを入れる方法

画像に透かしを入れる方法を無料ツールの場合と有料ツールの場合で紹介します。

また、有料ソフトと無料ツールの比較から自分には、どちらがおすすめかを検討してみてください。

・無料ツール

無料ツールで画像に透かしを入れられるツールはさまざまあります。

特に今回は手軽に行えるiloveimgを紹介します。

iloveimgはiLovePDF同様にオンライン上で、利用できるツールです。そのため、事前にツールのインストールなどが必要ありません。

また、操作方法も簡単で、透かしを入れたい画像を選択してテキストを入力すれば簡単に透かしを入れられます。

しかし、iloveimg.comなどの無料ツールではテンプレートなどは用意されていない場合がほとんどで、枚数が多くなると手間がかかります。

 

・有料ツール

無料ツール同様に画像に透かしを入れられる有料ツールも数多くあります。

特におすすめな有料ツールは、PhotoDirectorです。

PhotoDirectorは30日間の無料期間があり、有料で利用する前に試すことが可能です。

PhotoDirectorを利用することで、透かしを入れるだけでなく、デザイン編集やAI技術を活用できる点はメリットと言えます。

 

・有料ソフトVS無料ツール

有料ソフトと無料ツールでは、どちらも画像に透かしを入れることは可能です。

しかし、無料ツールと比較して有料ツールでは画像に透かしを入れる以外の機能も利用できます。

そのため、画像に透かしを入れる以外の機能を利用したい場合には、有料ソフトを利用するのがおすすめです。

一方で、画像に透かしを入れるなど最低限の機能でいい場合は、無料ツールでも問題なく利用できるでしょう。

透かしを入れる際の注意点

透かしを入れる際には注意点がいくつかあります。

主な注意点は次の3点です。

 

・透かしの透明度に注意する

透かしの透明度に注意しておかないと、透かしが目立ちすぎてしまう場合があります。

透かしが目立ちすぎると画像でも動画でもよい印象を与えないため、透明度を適切に設定しましょう。

 

・透かしの位置を考慮する

透かしの透明度同様に透かしの位置も非常に重要です。

透かしのテキストなどを入れた際に、重要な情報を隠してしまわないように注意が必要です。

透かしの位置を調節したり、透かしの位置を最終確認したりしましょう。

 

・透かしのサイズやフォントを意識する

透かしを入れることにより画像や動画が見にくくならないように注意が必要です。

読みやすさを確保するために、透かしのサイズやフォントを適切に設定するようにしましょう。

 

まとめ

コンテンツを保護するためには、透かしを入れるのは重要な方法の1つです。

PDF、画像などそれぞれに適した透かしのツールを選択して、適切な設定を行うことで、効果的に透かしを入れられます。

無料ツールと有料ツールのそれぞれの利点を理解して、利用シーンに応じて上手く使い分けましょう。

また、今回はPDFツールで透かしを入れる際におすすめのPDFツールとしてPDFエレメントを紹介しています。

PDFに透かしを入れる際には、PDFエレメントの利用を検討してみてください。