pdfeditor-knowledge’s diary

PDF関連知識をご紹介

フラット化とは?注釈をつけたPDFファイルをフラット化する方法

はじめに

  「PDFファイルのフラット化」とは、簡単に言うと、PDFに書き加えた注釈なども、元のPDFと同レベルの扱いにする事です。以下ではPDFのフラット化とその活用について詳しく説明し、無料で使えるソフト等を紹介したいと思います。


目次:

PDFファイルのフラット化とは?

    PDFファイルはその保護機能によって編集可能にしたり、編集不可能にしたりすることができます。
    編集可能な場合には、PDF編集ソフト等を使うことで、注釈などを書き加えることができます。
 実はPDFファイルは二層で構成されていて、第一層は元々の文書です。第二層はPDF編集ソフトで挿入された注釈などで、第一層の上に重ねられています。第二層は独立しているので第一層と第二層を同時に編集することはできません。
 「フラット化」とは、この第二層にある注釈等を第一層に移動することで、「統合」「平坦化」とも呼ばれています。「フラット化」によって、後で書き加えられた注釈なども、元の文書と同じ扱いとなり、元の文書と同時に編集作業などができるようになります。
 また、保護に関しても元の文書と同レベルにできるので、例えば「ある人が書き加えた注釈を他の人が勝手に書き換えられないようにする」というような場合にも有効な手段となります。

PDFファイルをフラット化するソフトと方法

    PDFファイルをフラット化できるソフトは、まだあまり多くありません。以下に二つ紹介します。

PDFelement

    Wondershare社が開発したオールインワンPDF編集ソフトで、以下の手順でフラット化します。
 ・PDFelementを起動してPDFファイルを読み込む

              PDFエレメントフラット

 ・ツールバーの「ファイルをフラット化」をクリックすると、PDFファイルがフラット化され、「元のファイル名_フラット化.pdf」というファイル名で表示される

               PDFエレメントフラット

 ・必要に応じて保存する

PDF-XChange Editor

     Tracker Software社が開発した高機能PDF編集ソフトで、以下の手順でフラット化します。
 ・PDF-XChange Editorを起動してPDFファイルを読み込む
 ・「コメント」タブを選択

     PDFXchange

 ・「コメント管理」→「フラット化」を選択

     PDFXchangeフラット

 ・「注釈を折りたたむ」画面が表示されるので、フラット化したいページ、オプションを指定

     PDFXchangeフラット


 ・「OK」ボタンをクリックするとフラット化された状態で表示される
 ・保存はファイル名を変更して保存する

PDFファイルを無料でフラット化する方法

    無料のオンラインツールでPDFファイルをフラット化するサイトもいくつかあるので紹介します。

i2PDF

 ・https://www.i2pdf.com/ja にアクセス

          i2PDF


 ・「PDFをフラット化」をクリック(かなり下の方)

           i2PDF

 ・変換元ファイルを指定/D&D

                    i2PDF

 ・「PDFをフラット化」ボタンをクリック

                      i2PDF
 ・「ドキュメントの準備ができました」と表示されたら「ダウンロード」

                   i2PDF


 ・「flatten_pdf・・・」という名称で保存される

AvePDF

https://avepdf.com/ja/flatten-pdf にアクセス
 ・変換元ファイルを指定/D&D

      Avepdf
 ・「平坦化する要素」を選択

                      Avepdf
 ・ページ範囲等を選択

   ・「フラッテン」ボタンをクリック

                         Avepdf

 

 ・「ファイルがフラット化されました」と表示されたら「ダウンロード」

                           Avepdf

XODO PDF:online

 ・https://pdf.online/ja にアクセス

                 XODO


 ・「PDFをフラット化」をクリック(かなり下の方)

             XODO
 ・変換元ファイルを指定/D&D

                    XODO


 ・適用範囲を選択

 ・「変更を適用する」ボタンをクリック

                       XODO

 ・「完了!」と表示されたら「ダウンロード」

                      XODO

PDFファイルをフラット化する際の注意点

    フラット化されたPDFファイルを、元の状態に戻すことはできません。PDFelementではファイル名が自動的に変更されますが、PDF-Exchange Editorの場合はファイル名が変更されていませんので、保存する際にはファイル名を変更するなどの注意が必要です。
 また、オンライン変換ツールはサーバーにファイルをアップロードするので、個人情報や機密情報の入った文書に対して使うべきではありません。

フラット化の逆の機能を持っているソフト

    PDF文書は第一層は元々の文書で、第二層はPDF編集ソフトで挿入された注釈などで構成されていることを説明しました。通常のPDF編集ソフトではこの二つの層が一つのPDFファイルになっているのですが、この二つの層を別々のファイルとして扱うソフトがあります。TransRecogという、東京都立大発ベンチャーが開発したAxelaNoteというPDF編集ソフトで、まさにフラット化と逆の発想で、米国・日本の特許を取得しています。

                             /pdf-annotate/AxelaNote



 元の文書を変えることなく自由に書き込みができ、また一つの元文書と多数の別の書き込みとを組み合わせることもできるので、多くの人が一つの図面をチェックする、建設会社などで使われ始めています。

まとめ

 PDFファイルのフラット化とは何か、その原理とメリット、フラット化できるソフトやオンラインツールの紹介をしました。何でもかんでも一律にフラット化するのではなく、その必要性を判断してフラット化をするようにしましょう。

PDFファイルを比較する方法とソフト3つを紹介~無料オンラインツールもあり!

はじめに

    PDF編集ソフトを使うとPDFを簡単に編集できますが、それゆえに、どこを変更したのかわからなくなって困ったことはありませんか?
 そんな時に役立つのがPDFの比較(コンペア)機能です。無料で使えるオンラインツールやフリーソフトなどが多数あります。以下ではその中で、PDFelement、WinMergeなどを紹介します。


目次:

PDFを比較するメリット

    文書の比較機能はWordにもあります。まずはそちらを紹介して、文書を比較することのメリットを見てみましょう。

 ・Wordを起動
 ・「校閲」タブの「比較」をクリック→「比較」を選択

Word比較 ・[文書の比較」ダイアログボックスが表示さるので、「元の文書」「変更された文書」を指定

                      Word比較

 ・2つの文書が比較され、結果が表示される
 ・画面はいくつかのウィンドウに分割される。左は「変更履歴」で変更箇所を一覧形式で表示、中央が「比較結果文書」、右上が「元の文書」、右下が「変更された文書」

    Word比較変更履歴

 このように、変更箇所だけでなく、変更前後の文書が並べて表示されるので、変更前後の比較をすることができ、例えば上司に文書チェックを依頼した場合などに、どこがチェック、修正されたのかが一目でわかります。

異なるPDFファイルを比較するソフト

     PDFを比較できるソフトを3つ紹介します。

PDFelement

 Wondershare社が開発したオールインワンPDF編集ソフトで、以下の手順でPDFの比較を行います。
 ・ PDFelementを起動

 ・「PDF比較」をクリック

 PDFエレメント比較
 ・「元のファイル」と「新しいファイル」を選択あるいはドラッグ&ドロップ

              PDFエレメント比較


 ・表示の仕方は「表示」タブのボタンで自由に選択できる
 ・図では左に「変更履歴」、中央に「元のファイル」、右に「新しいファイル」を表示している

   PDFエレメント比較


 ・それぞれ削除箇所は赤色で、挿入個所は青色で、変更箇所は緑色で表示される

 変更履歴、元のファイル、新しいファイルがならべて表示され、また、削除箇所、挿入個所、変更箇所がそれぞれ色分け表示されるので、修正箇所が一目で理解できます。

 

WinMerge

    WinMerge は、 無料のWindows 用比較・マージ専用のツールで、フォルダとファイル両方が比較でき、テキスト形式で差異をビジュアルに表現することができます。
 ただし、WinMergeそのままではPDFファイルを比較することはできません(文字化けします)。以下のようにプラグインの事前準備が必要です。
 ・https://winmergejp.bitbucket.io/ からWinMergeをダウンロードしてインストール
 ・WinMergeを起動し、ウィンドウ上部「プラグイン」メニューの「自動展開」を選択してWinMergeを一旦終了

                       winmerge


 ・http://freemind.s57.xrea.com/xdocdiffPlugin/en/index.html からプラグイン「xdocdiffPlugin_1_0_6d.zip」をダウンロードして解凍
 ・「xdoc2txt.exe」と「zlib.dll」を WinMerge のインストールフォルダに、「amb_xdocdiffPlugin.dll」をWinMergeフォルダ内の「MergePlugins」フォルダに貼り付け
 これで、PDFファイルを比較表示できるようになるので
 ・WinMerge を起動
 ・ツールアイコン左から二つ目のフォルダ選択アイコンをクリック
 ・比較したいPDFファイルを「1番目のファイルまたはフォルダー」と「2番目のファイルまたはフォルダー」に指定
 ・「比較」ボタンをクリック

                          winmerge

 ・文章のテキスト差分が色付きで表示される

                         winmerge

diffpdf

    PDF差分チェックソフトで、以下から無料でダウンロードして使用できます。ただし、最新版は有料になっているようです。
 ・https://freesoft-100.com/download/diffpdf/
 ・zipファイルを回答し、diffpdf.exeを起動
 ・比較画面(英語表記)が表示されるので、「File1」「File2」にそれぞれPDFを指定するかドラッグアンドドロップ
 ・「Compare」ボタンをクリック

diffpdf


 ・差分(異なる部分)がピンク色でハイライト表示される

       diffpdf

 

PDFを無料オンラインツールで比較する方法

   オンラインツールでも、PDFを無料で比較できるものがあります。
   ①PDF24 Tools
 ・https://tools.pdf24.org/ja/ にアクセス

 ・かなり下の方の「PDFファイルの比較」をクリック

PDF24
 ・「最初のファイル」「2番目のファイルを」選択あるいはドラッグアンドドロップ

                           PDF24

 ・「比較する」ボタンをクリック

         PDF24
 ・差分がカラーのテキスト形式で表示される(変更なしは黒字)

                                PDF24

 

   ②ASPOSE
 ・https://products.aspose.app/pdf/ja/comparison にアクセス
 ・比較する二つのPDFファイルを選択あるいはドラッグアンドドロップ
 ・「比較する」ボタンをクリック

          ASPOSE

 ・処理が終了したら(結構時間がかかる)「DOWNLOAD」をクリック

                          ASPOSE

 ・差分のみ、カラーのテキスト形式で表示される

                                               ASPOSE

まとめ

 PDFファイルの比較に関して、そのメリット、比較のためのソフト並びに無料で使用できるオンラインツールについて説明しました。
 オンラインツールは比較結果(差分)をテキスト表示するだけのものが多く、一目で違いの分かるものは少ないようです。また、サーバーにファイルをアップロードするので、個人情報や機密情報の入った文書に対して使うべきではありません。
 その点、PDFelementは更新履歴だけでなく、二つのPDFを並べて表示し、修正部分をカラーで表示できるので大変便利です。無料試用版でその機能を確認されることをお勧めします。

OCRとは?業務効率向上の秘訣と導入方法!簡単にスキャンした文書をテキスト化

はじめに

 「OCR」という言葉をご存じでしょうか? 手書きや印刷された画像としての文字を読み取り、テキストデータに変換する技術のことで、一昔前は、郵便番号の読取りや試験の選択式問題の採点などに使われていましたね。
 今やこの技術は大幅に発展し、オフィスにおけるペーパレス化をはじめとする業務の効率化になくてはならない技術になっています。
 以下ではOCRとは何かを説明し、OCR処理のできるツールも紹介します。


目次:

OCRとは?

 OCRとは印刷された文字や手書きの文字などを、カメラやスキャナなどで画像データとして取り込み、それを文字として認識することによって、パソコンなどで利用できる文字(テキスト)データに変換する技術のことです。以下のメリット、デメリットがあります。
①メリット
 ・データ手入力の作業時間を削減できる
 ・入力ミスが軽減でき品質向上につながる
 ・データ管理や検索が容易になる
 ・ペーパーレス化につながる

②デメリット
 ・英語圏で主に使用される数字とアルファベットだけであれば文字の種類は少なく、処理は比較的簡単だが、漢字は文字の種類も画数も多いため、日本語のOCR処理の難易度は格段に高い
 ・文字認識率は100%ではないので、目視確認が必要
 ・読み込む書式が全て定型フォーマットであれば問題は少ないが、フリーフォーマットの文書への対応は注意が必要

 また、OCRの導入により、効率向上が見込める業務としては、特に経理・会計業務のような大量の細かな数字を取り扱う業務、注文書や納品書など日々膨大な「紙」のやり取りが発生する業務、過去資料など紙や手書き資料のデータ化を求められる業務があげられます。

画像データをテキストにするOCR手法

無料オンラインツール

 まず、無料で使えるオンラインツールをいくつか紹介します。
 (1)Convertio
 ・https://convertio.co/ja/ocr/ にアクセス

                                      Convertio

 ・変換元ファイルを指定/D&D
 ・しばらくすると「準備完了」と表示されるので、言語、出力ファイル形式、ページを選択して「を認識」ボタンをクリック

                                Convertio

 ・変換が終了すると「ダウンロード」ボタンが表示されるのでクリック

                                 Convertio

 (2)soda PDF ONLINE
 ・https://www.sodapdf.com/ja/ocr-pdf/ にアクセス

                                   sodaPDF

 ・変換元ファイルを指定/D&D
 ・編集可能なPDFに変換され、ブラウザ上で表示される
 ・ファイル保存(有料)、編集、コピー、貼り付け、削除等が可能

                                   Convertio

オンラインストレージ

 オンラインツールとは異なりますが、オンラインストレージGoogleドライブにはOCR機能があり、以下の手順でOCR結果を取得できます。
 ・ブラウザ(Chromeでなくても可)からGoogleドライブにアクセス
 ・Googleドライブに変換元の画像ファイルをアップロード
 ・画像ファイルを右クリックするとコンテキストメニューが表示される
 ・「アプリで開く」→「Googleドキュメント」を選択

  グーグルドライブ

 ・結果が表示されるので、必要に応じて「ファイル」→「ダウンロード」→「.docx/.txt」等の形式で保存

  グーグルドライブ

PDFelement

 オールインワンPDF編集ソフトPDFelementを使うと、簡単にスキャンしたPDFをOCR処理することができます。二通りの方法がありますが、機能は同じです。

 (1)ワンクリックでスキャンしたPDF書類を文字にする
 ・PDFelementを起動
 ・ホーム画面で「OCR PDF」をクリック

  PDFエレメントOCR


 ・「開く」ダイアログが表示されるので、OCR処理するPDFを選択して「開く」をクリック

        PDFエレメントOCR


 ・「OCR PDF」ダイアログが表示されるので、「ページ範囲」「言語認識」等を選択して「適用」をクリック

      PDFエレメントOCR


 ・文字画像が全てテキスト化され、検索やコピー&ペーストが可能な状態になっている

 (2)開いているPDFファイルをOCR処理する
 ・PDFelementを起動してOCR処理するPDFを読み込む
 ・ツールバーの「ツール」→「OCR処理」/「OCRエリア」をクリック

  PDFエレメントOCR


 ・(1)と同様の「OCR PDF」ダイアログが表示されるので、必要項目を選択して「適用」をクリック

 

OCRツールの比較と注意点

 二、で紹介した三種類のOCRツールの比較と注意点について説明します。
 ①利便性
 オンラインツールは専用ソフトをインストールする必要がなく、ネットワークにつながる環境とブラウザさえあれば、いつでもどこでも処理できるので、非常に便利です。オンラインストレージに関してもそれは同じですが、オンラインストレージの使い方をあらかじめ知っておく必要があります。
 ②安全性
 オンラインツールはファイルをサーバーにアップロードする必要があります。処理後は自分で削除するか、一定時間後に削除されるものもありますが、情報漏洩のリスクはあります。個人情報や機密情報を含む文書をアップロードするのは控えるべきでしょう。オンラインストレージは利用者が特定されているとはいえ、やはり情報漏洩のリスクは考慮すべきです。
 ③識別の正確性
 識別の正確性はツールよりも、むしろ元となる読込ファイルに依存します。正確に読み取るには、文字が傾いていない、文字が黒色でかすれていない、背景は白に近い、レイアウトが複雑でないものが向いています。

 オンラインツールは「無料」で使えますが、ページ数や言語、出力形式に制限がある場合が多いです。オールインワンPDF編集ソフトPDFelementは無料でその機能を確認できますので、無料体験版を試用して、気に入れば購入されることをお勧めします。

まとめ

 OCRとは何か、そのメリットとデメリット、さらには各種OCRツールの使い方を説明しました。OCR機能はオフィスのペーパレス化に伴い、以前よりも必要性が増しています。適切なツールを選択して、事務処理をより一層効率化させましょう。

【iPhone・iPad】PDFページを削除するためのベストアプリ 2022年

はじめに

複数のページで構成されているPDFファイル内に不要なPDFページがあったり、外部には公開できないPDFページがあったりした場合は、ファイルを配布や公開する前に、まず、そのページだけを削除する必要があります。
しかし、不要なPDFページを削除するには、PDF編集ソフトが必要。手元にPDF編集アプリがない場合は、新たに導入を検討する必要があります。
そこで、今回は、PDF編集アプリのなかでも、iosを使用するデバイスiPhoneiPad)ユーザー向けのベストアプリをご紹介します。
たとえば、iPhoneiPadといったスマホタブレット端末で、サッとPDFファイルの編集やPDFページの削除ができたら、外出先や移動中でもすぐに対応できるので、とても便利です。
では、早速「PDFelement」「アドビ アクロバットAdobe Acrobat Reader)」「PDF Expert」の3種類PDF編集アプリのご紹介とPDFページの削除の仕方について解説していきましょう。


目次:

PDFページを削除する理由とは

たとえば、文書を作ってみたものの、ここまで作成してきたページを削除して新たなページに作り直したいということもあるでしょう。
また、製品のバージョンアップにより機能が変更され、既存の説明書の一部を変更しなくてはいけなくなったり、社内向けに作成した資料から、不要だったり公開できなかったりする内容のページを削除して打ち合わせの資料として利用したりする、といったこともあるでしょう。
未完成のPDFでも、既存のPDFでも、PDFファイル内の一部のページを丸ごと削除したり、差し替えたりしたいという場面はいろいろとあります。
このようにPDFページを削除したいときは、PDF編集ソフトを使用する必要があります。
多くのPDF編集アプリでは、簡単に複数のページのなかから不要なページだけを選択して、削除することができる機能が備えられています。
ここからは、iosバイスiPhoneiPad)版の3種類のおすすめのPDF編集アプリを使用したPDFページを削除する手順について、ご紹介していきます。

PDFelement (iPhone & iPad)でPDFページを削除する

「PDFelement」は、Wondershare社が提供するPDF編集アプリです。
PDFファイルから指定したページだけを削除できるのはもちろんのこと、PDFの作成・編集・圧縮・結合・変換 署名・OCR機能など、PDFに関する全ての編集機能を備えています。
なお、iPhoneiPad版のPDFelementは、App Storeから無料でダウンロードすることができ、「ページ」画面(サムネイル)から、簡単に指定したPDFページを削除することができます。

ここでは、PDFelementを使ってPDFページを削除する手順について、ご紹介していきます。

①PDFelement でPDFファイルを開き、右上のパネルから「サムネイル」アイコンを選択します。

PDFエレメントページ削除②「選択」をタップします。

PDFエレメントページ削除③削除するページをすべて選択して、「削除」をタップします。
削除が完了したら、「終了」をタップします。

PDFエレメントページ削除

Adobe Acrobat Reader (iPhone & iPad)でPDFページを削除する

Adobe Acrobat Reader」は、PDFの開発元であるAdobe社が提供するPDF編集アプリです。
指定したPDFページの削除はもちろんのこと、PDFの作成や編集、注釈の追加、PDFからのファイル形式の変換やセキュリティ設定などの基本機能に加え、クラウドサービスや電子契約機能が搭載されています。
なお、iPhoneiPad版のAdobe Acrobat Readerは、App Storeからダウンロードすることができ、「ページの整理」画面(サムネイル)から、簡単に指定したPDFページを削除することもできます。(試用期間:7日間、1,980円/月間)

ここでは、Adobe Acrobat Readerを使ってPDFページを削除する手順について、ご紹介していきます。

Adobe Acrobat ReaderでPDFを開き、「…」をタップします。

アドビアクロバットページ削除

②「ページを整理」を選択します。

アドビアクロバットページ削除

③削除するページを選択し、「削除」をタップします。
削除が完了したら、「完了」をタップします。

アドビアクロバットページ削除

 

PDF Expert (iPhone & iPad)でPDFページを削除する

「PDF Expert」は、Readle社が提供するiPhoneiPadMac用のPDF編集アプリです。
指定したPDFページの削除はもちろんのこと、PDFの表示・編集、注釈の追加、フォームへの入力、契約の署名などの機能が搭載されています。
なお、PDF Expertは、App Storeからダウンロードすることができ、サムネイル表示から2クリックで指定したPDFページを削除することができます。(試用期間:7日間、3,400円/年間)

ここでは、PDF Expertを使ってPDFページを削除する手順について、ご紹介していきます。

①PDF Expert でPDFファイルを開き、「サムネイル」アイコンをタップします。

PDFexpertページ削除



②「選択」をタップします。

PDFexpertページ削除③削除するページを選択して、「削除」をタップします。
削除が完了したら、「完了」をタップします。

PDFexpertページ削除

まとめ

今回は、iosを使用するデバイスiPhoneiPad)向けのおすすめの3種類のアプリ(「PDFelement」「アドビ アクロバットAdobe Acrobat Reader)」「PDF Expert」)を使用した、不要なPDFページを削除する方法について、ご紹介しました。
スマホタブレット端末でPDFの編集ができると、外出先や移動中でもすぐに必要な対応が取れるため、とても便利で、かつ、効率的です。
ご紹介したアプリは、PDF編集において必要とされるほとんどの機能を搭載しており、PDFページの削除だけでなく、あらゆる緊急事態に対応してくれるでしょう。
なかでも、PDFelementは、コストパフォーマンスもよく、さまざまな編集作業に対応できる操作性に優れたPDF編集ソフトです。
ビジネスシーンでのPDFの活用頻度は、日増しに高まっており、PDF編集ソフトの必要性も増しています。
この機会に、是非、PDF編集ソフトの導入を検討してみてください。

GoogleスライドをPDFへ変換する方法

はじめに

Googleスライドは、PC(デスクトップ/ノート)・スマホタブレットなど、マルチデバイスに対応したプレゼンテーション作成ツールです。
そのうえ、Googleアカウントさえあればすぐに、しかも無料で利用できるため、「急にプレゼンテーションを作成しなければいけなくなった!」というような急ぎの際は、Googleスライドで対応可能。とても便利なツールです。
とはいえ、ツールを使って作成したファイルの場合、閲覧者のデバイスGoogleスライドがインストールされていないとか、インターネットに接続できる環境がないなどの理由から、せっかく作成したプレゼンテーションを見え貰えないという事態が発生する可能性もあります。
このような事態を避けるためにも、Googleスライドで作成したスライドをPDF変換して配布する方法を知っておくと安心です。
PDFであれば、PCでもスマホでも閲覧可能。環境を選ばずに配布することができます。
今回は、万が一、スライドが閲覧できないときの対処法としても有効な、GoogleスライドをPCやスマホからPDF変換する方法について、ご紹介していきましょう。


目次:

GoogleスライドをPDFへ変換する理由とは

Googleスライドといったプレゼンテーション作成ツールで作られたスライドは、資料などとして配布する際、次の点を確認する必要があります。

・相手のデバイスに同じツールがインストールされているかを確認
・閲覧する端末を確認
・スライドそのもののデータ容量が大きくなりすぎていないかの確認

同じツールがインストールされていないPCやスマホでは、配布したスライドが開けない場合があります。また、Wi-Fiに接続できないなど、インターネットに接続できない環境ではGoogleスライドそのものを開くことができないため、オフラインでの使用の可能性がある場合は、あらかじめオフラインを有効にしておく必要があります。
さらに、Googleスライド内にたくさんの画像や写真などを多く使用するなどしてデータ容量が大きくなると、電子メールで送れなかったりする場合もあります。

これらの状況を防ぐためにも、環境を選ばず表示が可能で、圧縮率も高いPDFファイルに変換すれば、安心して配布することができるようになります。
PDFファイルに変換すると、Googleスライドに比べて印刷しやすくなったり、ファイルの管理をしやすくなったりするなどのメリットもあります。
このように、Googleスライドから他のファイル形式へ変換する方法を知っておくと、さまざまな状況に対応することができるので便利です。

なお、Googleスライドでは、PDF以外にも次の形式にすることができます。

Microsoft PowerPoint(.pptx)
OpenDocument形式 / OPDドキュメント(.odp)
・書式なしテキスト(.txt)
JPEG画像(.jpg、現在のスライド)
PNG画像(.png、現在のスライド)
・Scalable Vector Graphics / SVG(.svg、現在のスライド)

PCでGoogleスライドをPDFへ変換する方法

PCでは、Google Chromeから「Googleスライド」アプリを開くか、Googleスライドのホーム画面(slides.google.com)を開いて、スライドの作成やPDFへの変換を行います。
なお、PCで開いたGoogleスライドをPDFへ変換するときは、「ファイル」タブの「ダウンロード」から、PDFファイルとしてダウンロード(保存)します。
ここでは、PCでGoogleスライドをPDFへ変換する手順をご紹介します。

① PCでGoogleスライドを開きます。

グーグルスライド② 「ファイル」タブから、「ダウンロード」を選択し、「PDFドキュメント(.pdf)」を選択します。

グーグルスライド③ プレゼンテーションがPDFファイルとして、ダウンロード(保存)されます。
※保存先は、ダウンロード先としてデフォルトで設定されているフォルダーです。

グーグルスライド

スマホGoogleスライドをPDFへ変換する方法

スマホでは、PlayストアからAndroid版の「Googleスライド」アプリ、または、App StoreからiPhone / iPad版の「Google スライド」アプリをダウンロードすると、スライドの作成やPDFへの変換が簡単に行えます。
なお、スマホで開いたGoogleスライドをPDFへ変換するときは、「共有とエクスポート」から、PDFファイルとして改めて保存します。
ここでは、スマホAndroid)でGoogleスライドをPDFへ変換する手順をご紹介します。

① スマホGoogleスライドを開き、オプションをタップします。

グーグルスライドモバイル

② 一覧から「共有とエクスポート」を選択します。

グーグルスライドモバイル

③ 「名前を付けて保存」をタップします。(iOSでは、「コピーを送信」)

グーグルスライドモバイル

④ 「名前を付けて保存」ダイアログボックスが開きます。
  「PDFドキュメント(.pdf)」を選択し、「OK」をタップします。

グーグルスライドモバイル

⑤ PDFファイルが作成されます。
  「ダウンロード」をタップし、保存先を指定します。

グーグルスライドモバイル

まとめ

今回は、PCやスマホを利用してGoogleスライドをPDFへ変換する方法について、ご紹介してきました。
Googleスライドは、Googleアカウントがあれば、WebブラウザGoogle chrome等)を使って無料でプレゼンテーションが作成できる、とても便利なプレゼンテーション作成ツールです。
しかし、スライドを配布する際には、相手の環境でGoogleスライドが閲覧できるかを確認する必要があったり、インターネット環境が整っていないオフラインでの閲覧や編集にはあらかじめオフラインアクセスを有効にしておく必要があったりするなど、さまざまな確認や対応が必要になります。
このような点からも、特に資料として配布する場合は、PDFファイルや画像ファイルなどデバイスを選ばずに閲覧できるファイル形式で保存することをおすすめします。
PDFファイルは、PCでもスマホでも開くことができ、画像ファイルよりも圧倒的に圧縮率も高いのでファイルサイズを抑えることもできます。
Googleスライドは、PCからでもスマホからでも、簡単にPDFへの変換が可能です。
困ったときの対処方法としても、是非、覚えておいてください。

プレゼン資料に困る?PDF文書をワンクリックでパワポに変換する方法!

はじめに

プレゼンテーション資料を作成する時、Microsoft PowerPointを使われる方が多いと思います。

Q:その時、元ネタとしてPDF文書しかなければ、あなたはどうしますか?どうすればうまく、PDF文書をPowerPointに取り込めるのでしょうか?

PDFをパワポに変換

実は、PDF文書をそのままPowerPointに変換することもできるのです。以下ではPDFelement(PDFエレメント)でその変換方法も含め、PowerPointについて解説します。



目次:



一、プレゼンテーションでPowerPointを使用するメリット

プレゼンテーションでPowerPointを使用するメリットとして、以下が挙げられます。

① 会議を行うときに資料を画面に表示することで強い印象を与える

発表時に資料があると、記憶に残ります。重要な文章を強調したり、図で印象を残したり、アニメーションを追加したパワーポイント資料を用いると、文章や口頭のみの発表よりも強い印象を与えます。

PDFをパワポに変換

② 漏れを防ぐことができる

スライドに沿って話をすればよいので、プレゼンテーションが進めやすく伝えたいことのモレを防ぐことができます。

③ スライド機能

作成したページをクリックするだけで次へ移動することができます。

④ アニメーション機能と画面の切り替え機能

図や文字に、動きをつけることができます。また、スライドを移動するときに、前のスライドがフェードアウトしたり、様々な切り替わり方の効果をつけることができます。

これらにより、聴衆の視線を画面に引き付けます。

⑤ 作成した資料を事前に紙媒体として印刷することができる

事前に資料を印刷しておけば、聞いている人はページごとにメモすることができて便利ですし、発表後にも資料の見直しができるので、記憶に残りやすくなります。

PDFをパワポに変換

また、発表者もPCがなくても、いつでもどこでも印刷物を見て発表の練習ができます。

⑥ プレゼンテーションするときの補助機能が備わっている

プレゼンテーションは事前に練習する必要がありますが、PowerPointには事前練習時に役に立つ「リハーサル」機能があります。これを使用すれば、プレゼンテーション発表にどのくらいの時間がかかったのか記録することも可能です。

⑦ 各種デザインテーマが用意されている

自分でデザインするのが苦手な方は、デザインタブが利用することができます。テーマと呼ばれるデザインテーマがあるので、簡単にきれいなデザインを設定することができます。


二、パワーポイントを作るときの注意事項

「分かりやすく記憶に残る」資料をつくるための3つのポイントを以下に説明します。

① 文字数を極力減らし、「1スライドには、1メッセージ」だけを書く

メッセージはシンプルであればあるほど、惹きこまれるプレゼンになります。メッセージを絞り込みましょう。

② 文字はフォントとカラーに注意

・フォントはメイリオで、18pt以上

メイリオ」は、Windows のシステムフォント向けに開発された和文フォントで、名称の由来は日本語の「明瞭」からきています。

・奇抜な配色にしない

使用する色はなるべく最小限に抑え、本当に重要なポイントに目立つ色を使用しましょう。

PDFをパワポに変換

③ アニメーションや画面の切替はほどほどに

アニメーションや画面の切替も、使い過ぎると聴衆に飽きられます。本当に人目を引きたい部分だけに限定して使いましょう。

PDFをパワポに変換


三、PDF資料をPowerPointで利用する便利な方法

PowewrPointに取り込みたい元資料がPDFしか無い場合、どうしたらいいでしょうか?ここでは、オールインワンPDF編集ソフトPDFelement(PDFエレメント)を使って、PDFの元資料をPowerPointで利用する便利な方法を紹介します。

PDFelement

PDFelement(PDFエレメント)を起動してPDFファイルを読み込んだ後:

① コピー&ペーストでPowerPointに貼り付ける

 ・PDFelementを起動してPDFファイルを読み込む

PDFをパワポに変換


 ・「編集モード」になっていたら「読み取りモード」に切替

PDFをパワポに変換

 ・画像/テキストを選択してコピー

PDFをパワポに変換


 ・PowerPointに貼り付け

スクリーンショットPowerPointに貼り付ける

 ・PDFelementを起動してPDFファイルを読み込む
 ・「ツール」→「キャプチャ」をクリック
 ・キャプチャ範囲を設定して左クリック

PDFをパワポに変換


 ・右端のコピーボタンをクリックしてコピー
 ・PowerPointに貼り付け

PDFをパワポに変換

③ ワンクリックでPowerPointに変換

以下のa,b,c 3通りの方法があります。いずれも保存場所、名称を指定して「選択/保存」すれば、ページ全体がPowerPointに変換されるので、必要に応じて編集を加えてください。

 (a)メインページの「PDF変換」をクリック

 

PDFをパワポに変換

 (b)ツールバーの「ファイル」→「エクスポート」→「PowerPoint」を選択

PDFをパワポに変換

 (c)ツールバーの「変換」→「PPTへ」をクリック

PDFをパワポに変換

無料体験版の場合、変換されたPowerPointに透かしが入りますが、削除可能です。


まとめ

Microsoft PowerPointに関して、そのメリット、作成時の注意点、PDF資料をPPTに取り入れたり、そのままPowerPointに変換する方法等について説明しました。

オールインワンPDF編集ソフトPDFelement(PDFエレメント)を使えば、PDFの必要個所をPowerPointにコピー&ペーストできるだけでなく、ワンクリックでPowerPointに変換することも可能で、大量のPDFを変換する場合にとても便利です。無料体験版を試用して、気に入ったら購入を検討しましょう。



WordとPDF文書にヘッダーとフッター、ページ番号を追加する方法

はじめに

文書ファイルやWebページを扱う時に、ヘッダー/フッターという言葉が良く出てきます。

簡単に言えばヘッダーはhead、頭の部分、つまり本文より上の部分、フッターはfoot、足の部分、つまり本文より下の部分のことで、WordやExcel、PDFでは作成者や文書の名前、タイトル、ページ番号などを入力します。

以下では、Wordのヘッダー/フッターの設定方法、さらにはChrome等を使ってWEBページをPDFに保存する際、URLを自動的にフッターで生成する方法等を説明します。

PDFでの設定方法ならソフトPDFelement(PDFエレメント)を使って説明しますので、まず無料でダウンロードして使ってみましょう。



目次:



一、ヘッダーやフッター、ページ番号の設定はなぜ必要なのか?

文書にヘッダーやフッター、ページ番号の設定をすることで、以下のメリットが得られます。

ヘッダーやフッターの設定

① ページ番号を設定して文書を整理する

ヘッダーとフッター部分には、ページ番号を入力することが多いです。ページ番号を設定すると、自動的にすべての文書にページ番号が順次割り振られ、作業の手間が省けます。

② 文書を管理しやすくする

文書の改訂などがある場合は、改訂のバージョンなどを掲載して管理しやすくなります。

③ 文書の所属先を明確にする

文書の作成者名、問い合わせ先などを記入することによって、資料の所属先を明確にすることができ、資料の細かな情報を読み手に適宜知らせることができます。

④ 文書全体に統一感を持たせる

文書を作成した会社のロゴマークや、作成した個人のマークや画像を添付することも可能です。すべてのページに同じマークがあれば、資料に統一感が生まれるでしょう。また、最初のページに添付すれば、すべてのページに自動的に添付されるので、文書作成の効率化が図れます。


二、Wordでヘッダー/フッターを設定する方法

① ヘッダーの設定

  • 「挿入タブ」→「ヘッダー」をクリックするとヘッダーの組み込みメニューが表示されるので、入れたい情報があるものを選ぶ。

ヘッダーの設定

  • 例えば「グリッド」を選ぶと「文書のタイトル」と「日付」が表示される。
  • あらかじめ文書のプロパティを設定しておけば、タイトルにはタイトルが、作者名には作者名が自動的に挿入される。

ヘッダーの設定

  • 「日付」は「▼」を押すとカレンダーが表示されるので、日付を選択する。

ヘッダーの設定

② フッターの設定

  • 「挿入タブ」→「フッター」をクリックすると、ヘッダーと同様なメニューが表示される。

三、PDFにヘッダーやフッター、ページ番号を設定する方法と注意点

PDF編集ソフトを使えば、PDFファイルにもヘッダーやフッター、ページ番号を設定することができます。以下ではオールインワンPDF編集ソフトPDFelement(PDFエレメント)を使った設定方法を紹介します。



① PDFelementを起動してPDFファイルを読み込む

PDFヘッダーの設定

② ヘッダーとフッターを追加する

  • 「編集」タブを開く
  • 「ヘッダーとフッター」を選択
  • 「ヘッダーとフッターを追加」をクリックすると「ヘッダーとフッターを追加」画面が表示される
  • 「+」ボタンを押すと「ヘッダー&フッター」設定画面が表示される

PDFヘッダーの設定

③ 設定画面でヘッダーとフッターを設定する

以下の設定が行えます。

  • コンテンツ:表示するテキスト
  • フォント、テキストのサイズ、色、太字、斜体字等
  • スタイル:ページ番号の書式、先頭ページ番号、日付の書式

PDFヘッダーの設定

  • 位置:上下左右

PDFヘッダーの設定

  • ページ範囲:全て/範囲指定/奇数ページ/偶数ページ

PDFヘッダーの設定

設定はすべてプレビュー域ですぐに反映されるので、効果の確認が簡単にできます。

「保存」をクリックすれば、設定が反映される。



四、WebページをPDFに保存するときに、URLをヘッダー/フッターに挿入する方法

WebページをPDFにす保存する時に、そのURLをヘッダー/フッターに挿入しておくと、後で再度検索する時などに便利です。以下ではWebブラウザFirefoxChromeの事例を紹介します。

Firefoxの場合

  • ツールバー右端の三本線アイコンをクリック →メニューの「印刷」をクリック
  • 「印刷メニュー」が表示される

FirefoxでPDFヘッダーの設定

  • 「プリンター」で「PDFに保存」を選択(あるいは Microsoft Print to PDF)
  • 「ヘッダーとフッターを印刷する」をチェック
  • プレビューでヘッダーにURLが挿入されることが確認できる
  • 「保存」をクリック

FirefoxでPDFヘッダーの設定

Chromeの場合

Google ChromeFirefoxとほぼ同様ですが、URLの表示はフッターです。

  • ツールバー右端の三本線「設定」アイコンをクリック →メニューの「印刷」をクリック
  • 「印刷メニュー」が表示される

Google ChromeでPDFヘッダーの設定

  • 「プリンター」で「PDFに保存」を選択(あるいは Microsoft Print to PDF)
  • 「詳細設定」をクリック
  • 「ヘッダーとフッターを印刷する」をチェック
  • プレビューでフッターにURLが挿入されることが確認できる
  • 「保存」をクリック

Google ChromeでPDFヘッダーの設定


まとめ

ヘッダー/フッターの意味とその必要性、WordやPDFにそれらを設定する手順、さらにはWebページを印刷するときにURLをヘッダー/フッターに挿入する手順について詳しく説明しました。

PDF文書は、マニュアルなど、特にページ数が多くなることが多いので、PDFelement(PDFエレメント)でこのヘッダー/フッターを有効に活用し、見やすい、理解しやすい文書にすることをこころがけましょう。


PDFelement