pdfeditor-knowledge’s diary

PDF関連知識をご紹介

PDFの容量を減らす!PDFファイルを圧縮する方法

はじめに

PDFファイルは端末に依存せず、相手がどのような端末(Windows PC,Mac PC、タブレットスマホ)であっても情報をそのままの状態で共有することができ、また簡単には編集されないので、メールやSNSに添付する資料やホームページでダウンロードする資料などによく使われています。

 

pdf圧縮

 

ただし、スキャンして作成したPDFファイルは容量が大きくなりがちですし、文書を変換したPDFでも、使用している画像のサイズによっては非常に大きくなることがあります。以下ではPDFファイルの圧縮について解説します。

 

目次:

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる


1. PDFファイルを圧縮するメリット

PDFファイルは、高画質画像の画質をおとすことで圧縮します。以下にPDFファイルを圧縮する3つのメリットを紹介します。

 

(1)メールに添付可能

通常メールサービスには、添付できるファイルのサイズに制限があります。また、容量の大きいファイルが添付されたメールは、メールボックスの容量もひっ迫させてしまいます。

 

その一方、ファイルを軽量化してから添付することで、メールへの添付も送信のスピードも早くなり、処理の時間を待たずに済みます。また、ファイルを受け取る側も軽量化されたファイルなら、すぐに開いて中身を確認することができ、ダウンロードしても容量をひっ迫させません。

 

(2)ストレージの節約

最近では書類を電子化し、オンラインストレージサービス上でファイルを管理している企業も多いですが、オンラインストレージサービスにも容量の制限があるため、大きなサイズのファイルをアップロードしていると、すぐに上限に達してしまいます。できるだけファイルサイズを軽量化してからアップロードすることで、必要容量を減らすことができます。

 

(3)SNSでも送信可能

メールだけでなく、チャットツールやSNSにも送信できるファイルサイズに制限があります。そのため、できるだけファイルは軽量化しておけば、送受信がスムーズになります。

 


2. オンライン上でPDFを無料で圧縮する

PDFファイルを無料でWeb上で圧縮できるオンラインツールをいくつか紹介します。ソフトをインストールする必要がないので大変便利ですが、データをインターネット上へアップロードする必要があり、データが流出する危険性があるので、安全性を考えると、ローカルでPDFを編集できるソフトを利用することをお勧めします。重要でないPDFならオンラインツールを使っても問題はないかと思いますが、個人情報や機密情報は、ローカルにインストールしたソフトを利用しましょう。

 

(1)アドビのオンラインPDF変換ツール

 

https://www.adobe.com/jp/acrobat/online.html

①「PDFを圧縮」を選択

 

PDFを圧縮

 

②「ファイルを選択」あるいはD&D

 

ファイルを選択

 

③圧縮レベルを選択して「圧縮」

 

圧縮レベル

 

④「ダウンロード」

 

ダウンロード

 

(2)PDF24 Tools

https://tools.pdf24.org/ja/

 

①「PDF圧縮」を選択

 

PDF24 Tools1

 

②「ファイルを選択」あるいはD&D

 

PDF24 Tools2

 

③ドット数、画質、色を選択して「圧縮します」

 

PDF24 Tools3

 

④「ダウンロード」あるいはメール添付やGoogleドライブへの保存も選択できる

⑤サーバーからすぐに消したい場合は「削除」

 

PDF24 Tools45

 

(3)HiPDF

https://www.hipdf.com/jp/

 

①「PDF 圧縮」を選択

 

HiPDF1

 

②「ファイルを選択」あるいはD&D

 

HiPDF2

 

③圧縮の程度を選択して「圧縮」

 

HiPDF3

 

④「ダウンロード」あるいはDropboxへの保存も選択できる

 

HiPDF4

 

(4)soda PDF

https://www.sodapdf.com/ja/compress-pdf/

①「ファイルを選択」あるいはD&D

 

soda PDF1

 

②圧縮の程度を選択して「ファイルの圧縮」(高圧縮は有料)

 

soda PDF2

 

③「ファイルをダウンロード」(プレビューも可能)

 

 

soda PDF3

 


3. PDFelementでPDFファイルを圧縮する方法

万能PDF編集ソフトPDFelement (PDFエレメント)を使うと、一つのPDFファイルを圧縮するだけでなく、複数のファイルを一括して圧縮することもできます。それぞれの方法は以下です。

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる

(1)一つのPDFファイルを圧縮する

①PDFelementの起動

 

PDFelementの起動

 

②「PDF圧縮」を選択

 

「PDF圧縮」

 

③ファイルを選択して「開く」

 

「開く」

 

④圧縮率を選択して「適用」

 

適用

 

⑤「開く」を押し、確認してから「ファイル」→「保存」もしくは「名前を付けて保存」

 

名前を付けて保存

 

⑥無償版では「続行」(透かしが入る)

 

続行

 

⑦ファイル名をつけて「保存」

 

保存

 

 

(2)複数のPDFファイルを一括で圧縮する

①PDFelementの起動

②「一括PDF」を選択

 

一括PDF

 

③無償版では「続行」(透かしが入る)

 

無償版

 

④「圧縮」を選択

⑤ファイルを選択もしくはD&Dして複数追加

 

圧縮」を選択

 

⑥ファイルを選択して「開く」

⑦圧縮率、出力フォルダを指定して「適用」

 

圧縮率、出力フォルダを指定

 

⑧「開く」を押し、確認してから「ファイル」→保存

⑨出力フォルダが表示される(ファイル名+「_最適化.PDF」という名称)

 

最適化.PDF

 

(3)動画から学ぶ:PDFelementの圧縮機能

 

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる


【まとめ】

PDFファイルの圧縮について説明しました。

PDFファイルを圧縮できるオンラインツールは多数ありますが、機密文書や個人情報を含むファイルは安全性を考慮して、PDFelement (PDFエレメント)のような、ローカルPCにインストールするソフトを使いましょう。

PDFファイルからexcelに変換する4つの方法

はじめに

PDFファイルをエクセルに写したい…でもやり方が分からない…。PDF資料をもらって編集したいけど、PDFの変換方法を知らない人は多いのではないでしょうか。

PDFはエクセルやワード内で変換することが可能です。他にもオンラインフリーソフトを利用してPDFを変換する方法もあります。

今回はPDFのオススメの変換方法をご紹介していきます!


目次:



一、Office Excelを使って無料変換

PDFをエクセルに変換する方法をご紹介します。


【Step 1】ファイルからエクセルに変換したいPDF を開く
PDFを開き、変換したい部分をコピーします。

PDFテキストをコピー


【Step 2】パソコンの画面にあるメニューの[スタート]を開く
Windowsアクセサリ]という項目の[メモ帳]を開き、コピーを貼り付けます。

Windowsアクセサリ

メモ帳PDF


【Step 3】メモ帳に貼り付けた内容を再びコピー
メモ帳から再びコピーした内容をエクセルのA1に貼り付けます。

メモ帳に貼り付け


【Step 4】貼り付けた文字を区切る
A1~5間で選択し、エクセル画面の上部にある[データ]を開き、[区切り位置]を選択します。

[コンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ]を選択し、[次へ]をクリックします。

[区切り文字]の項目が[タブ]になっているのを[スペース]に変更し、[完了]をクリックすれば、スペースごとに文字が入るようになります。

エクセル コピー


二、Office Wordを使って無料変換

PDFをワードの文面に変換する方法をご紹介します。


【Step 1】ワード内から PDF を開く
ワードを開いて左部のメニューの[開く]を選択し、[参照]をクリックします。

変換したいPDFを選択し[開く]をクリックします。

ワードから PDF を開く

【Step 2】ダイアログボックスが表示される
PDFのワード変更を知らせるダイアログボックスが表示されたら[OK]をクリックします。

ダイアログボックス


【Step 3】[編集を有効にする]を選択
[編集を有効にする]をクリックすると、再度ダイアログボックスが表示されるので[OK]をクリックする。

編集を有効にする


officeのデメリットとして、形式が崩れてしまったり、画像データがコピーできない場合があります。

PDFが複数ある場合officeでの変換は大変なので、ソフトを使ってエクセルやワードに変換することをオススメします。



三、オンラインフリーソフトを利用

PDFを変換するのに便利なソフトをいくつかご紹介します。

① ilovepdf

【Step 1】画面上部の[PDF変換]メニューを開く
メニュー内にある[PDFから変換]という項目内から[PDF EXCEL変換]を選択しクリックします。

PDFをEXCELに変換


【Step 2】サイトの中央にある[PDFファイルを選択]をクリック
エクセルに変換したいファイルを選択し[開く]をクリックします。

ilovepdf


【Step 3】右部に出てくる[EXCELに変換]をクリック
クリックすると自動的にPDFに変換されます。

EXCELに変換


【Step 4】変換が終わったら[EXCELをダウンロード]がサイト中央に出てくるので、クリックしたらダウンロードが開始されます。

EXCELをダウンロード

②smallpdf

【Step 1】スタート画面にあるメニューの[全てのPDFツールを確認]を開く
smallPDF

メニュー内の[PDF Excel変換]をクリックします。


【Step 2】サイトの中央の[ファイルを選択]をクリック
エクセルに変換したいファイルを選択し[開く]をクリックします。

PDF


【Step 3】オプションを選択する
アップロードが完了したら[エクセルに変換]を選択し、[オプションを選択→]をクリックします。

エクセルに変換


【Step 4】自動的にPDFに変換されるので、変換が終わったらお好みのダウンロード方法で保存しましょう。

保存

③ Hipdf

【Step 1】スタート画面にある[PDF Excel変換]メニューを開く

Hipdf


【Step 2】サイトの中央の[ファイルを選択]を開く
エクセルに変換したいファイルを選択し[開く]をクリックします。

PDF Excel変換


【Step 3】サイト中央に出てくる[変換]をクリック
アップロードが完了したら[変換]をクリックします。

PDF Excel変換


【Step 4】自動的にPDFに変換され、変換が終わったら[ダウンロード]がサイト中央に出てくるので、クリックしたらダウンロードが開始されます。

PDF Excel変換 ダウンロード



四、PDF変換専用ソフトを利用

PDF編集ソフトPDFelement(PDFエレメント)はPDFの作成や変換、編集が可能な汎用性の高いソフトです。

無料でインストールする事ができるため便利ですよ。

PDFelementをダウンロード

【Step 1】 PDFelementをインストールする。

以下のボタンをクリックしてPDFelementを無料ダウンロードできます。


【Step 2】エクセルに変換したいPDFファイルを開く
インストールしたPDFelementを起動し、スタート画面を開きます。

スタート画面にある[ファイルを開く]をクリックするか、ドラック&ドロップでスタート画面に開くことができます。

PDFelementをインストール

【Step 3】エクセル出力形式を設定する
画面上部の[変換]メニューを選択し、その中にある[Excelへ]をクリックします。

PDFelementでPDFをエクセルに変換

クリックするとExcelに変換するダイアログボックスが表示されます。

【Step 4】保存する
エクセル形式とファイル名、保存先を選択し[保存ボタン]をクリックすると、自動的にPDFからエクセルへの変換が開始されます。


動画から学ぶ:PDFelementの変換機能


【まとめ】

以上のPDFの変換方法は参考になりましたか?意外と簡単なのに驚いた方もいるのではないでしょうか。ワードやエクセルにPDFをそのまま変換することもできれば、ソフトを使って変更するやり方もあるので、自分に合ったやり方で変換してください。個人的にはソフトを使った方が簡単なので、そちらをオススメします。

PDFファイルページの向きを回転する

はじめに

「スキャンしたPDFの向きを変えたい」ということは良くあることですね。以下では、PDFを簡単に回転させたり、回転したPDFファイルを保存したりする方法について説明します。

 

回転

 

目次:

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる

 


1. ショートカットキーでファイルを回転する

皆様がよく使われているPDFファイルのビューアーソフトは、無料のAdobeAcrobat Reader DCだと思います。それで表示を回転させる方法は以下となります。

 

Acrobat Reader DCを起動してPDFファイルを読み込む

ツールバーの「表示」→「表示を回転」→「右90°回転」あるいは「左90°回転」を選び、180°回転したい場合はこれを繰り返す

実はこれには、もっと簡単な方法があります。ショートカットキーを使う方法で、

  • 「Shift」+「Ctrl」+「+」あるいは「Shift」+「Ctrl」+「;」で右回転
  • 「Shift」+「Ctrl」+「-」あるいは「Shift」+「Ctrl」+「=」で右回転

が行えます。ただしこの状態は、あくまで回転して表示しているだけで保存されていないので、終了して再度同じPDFファイルを開くと、元の状態に戻っています。

 

ショートカットキーでファイルを回転

 

先ほどのツールバーの右側に回転ボタンがあり、これを押すと回転した状態での保存が可能なのですが、有料のAcrobat Pro DCの機能です。

 

 


2. PDFファイルを回転した状態で保存する方法

 

(1)無料オンラインツール

では、簡単にPDFファイルを回転した状態で保存するにはどうしたらいいでしょうか。以下では無料オンラインツールをいくつか紹介します。

オンラインツールはソフトをインストールする必要がないので大変便利ですが、データをインターネット上へアップロードする必要があり、データが流出する危険性があるので、安全性を考えると、ローカルでPDFを編集できるソフトを利用することをお勧めします。重要でないPDFならオンラインツールを使っても問題はないかと思いますが、個人情報や機密情報は、ローカルにインストールしたソフトを利用しましょう。

 

①DeftPDF

https://deftpdf.com/ja/rotate-pdf-pages

①PDFファイルをアップロードもしくはD&D

 

PDFファイルをアップロード

 

②全体や特定のページ、回転方向等を指定して「変更を適用」ボタンをクリック

 

変更を適用

 

③「ドキュメントの準備が整いました」と表示されるのでダウンロードし、必要に応じて削除

④ダウンロードしたPDFファイルがブラウザで表示されるので、ダウンロード

 

ダウンロード

 

DropboxGoogle ドライブ等からもファイルをアップロード可能

⑥無料アカウントでは一度に1つのファイルしか処理できない

 

無料アカウント

 

⑦インストール版及び無料体験版もあり

 

②HiPDF

https://www.hipdf.com/jp/rotate-pdf

①PDFファイルをアップロードもしくはD&D

 

ファイルをアップロード

 

②モードや特定のページ、回転方向等を指定して「適用」ボタンをクリック

 

適用

 

③「完了しました」と表示されるのでダウンロード

 

完了しました

 

④ダウンロードしたPDFファイルがブラウザで表示されるので、ダウンロード

Dropboxからもファイルをアップロード可能

⑥インストール版は7日間無料体験可能

 

無料体験可能

 

(2)インストールソフト

 

①PDFelement

言わずと知れた、PDF万能編集オールインワンソフトPDFelementで無料体験版もありますが、無料体験版では保存時にロゴマークの透かしが入ります。

 

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる

 

①PDFelementの起動

②「ファイルを開く」でPDFファイルを選択、もしくはD&D

 

PDFファイルを選択

 

ファイルを開く

ツールバーの「ページ」をクリックするとページ単位で表示

 

ページ

 

④回転したいページを選んでツールバーの回転ボタンをクリック

 

回転ボタンをクリック

 

ツールバーの「ファイル」→「保存」あるいは「名前を付けて保存」をクリック

 

名前を付けて保存

 

⑥プロ版機能の説明が出るが「続行」をクリック(透かしが入ります。もちろん「購入」されてもいいですが)

 

続行

 

⑦フォルダを選択、ファイル名をつけて「保存」

 

フォルダを選択

 

⑧変換して保存されたPDFファイル(透かし入り)がPDFelementで起動される

 

透かし入り

 

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる

 

 

● 動画から学ぶ:【Windows 】PDFページ削除・回転・順序の入れ替え及び置換方法(一括処理可能)

 

 

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる

 

(3)オンラインツールもインストールソフトも使わない方法

ここまでオンラインツールやインストールソフトを使用して、回転したPDFを保存する方法を紹介しましたが、実はWindows10、Windows11 PCなら、それらを使わなくても以下の方法で回転して保存することが可能です。

Acrobat Reader DCを起動してPDFファイルを読み込む ②Acrobat Reader DCで表示を回転させる(2.の方法) ③「ファイル」→「印刷」

印刷


④「プリンター」で「Microsoft Print to PDF」を選択し、その他の設定を指定して「印刷」

Microsoft Print to PDF


⑤フォルダを選択、ファイル名をつけて「保存」

ファイル名をつけて択

 


【まとめ】

PDFファイルの回転について解説しました。PDFファイルを回転して保存できるオンラインツールは多数ありますが、機密文書や個人情報を含むファイルは安全性を考慮して、PDFelementのような、ローカルPCにインストールするソフトを使うか、あるいはWindows10/11にデフォルトでインストールされているMicrosoft Print to PDFを活用しましょう。

PDFをWordに変換する方法

はじめに

Q:「PDFファイルは編集できないもの」と思い込んでいませんか?

実はPDFファイルは、ロックされていなければ、簡単にMicrosoft ExcelMicrosoft Wordに変換して自由に編集できるのです。以下ではPDFファイルをWordに変換する方法、またその逆にWordからPDFファイルに変換する方法について説明します。

 

PDFを変換

 

目次:


1. 直接WordでPDFファイルを開く

Microsoft Wordでは、Word2013以降のバージョンでPDFファイルを直接開くことが可能です。開いたPDFファイルはWordで編集できるように変換されるのですが、画像ファイル等複雑な要素が多い場合には変換時にレイアウトが崩れる可能性があるので、注意が必要です。変換は以下の手順で行います。(Ver.によっては多少画像が異なります)

①Wordを起動

②「開く」→「参照」で対象のPDFファイルを指定

 

PDFファイルを指定

 

③「時間がかかる、表示が異なる場合がある」の注意書きがでるので「OK」

 

OK

 

画像のように、多少レイアウトが異なる場合があるので、元に戻すには修正が必要となります。

 

画像1

 

画像2

 


2. ツールを利用してPDFファイルをWordに変換する

PDFファイルをWordに変換するオンラインツールやソフトもたくさんあるので、そのうちいくつかを紹介します。オンラインツールはソフトをインストールする必要がないので大変便利ですが、データをインターネット上へアップロードする必要があり、データが流出する危険性があるので、安全性を考えると、ローカルでPDFを編集できるソフトを利用することをお勧めします。重要でないPDFならオンラインツールを使っても問題はないかと思いますが、個人情報や機密情報は、ローカルにインストールしたソフトを利用しましょう。

 

(1)PDFcandy

https://pdfcandy.com/jp/

①「PDF Word変換」を選択

 

PDF Word変換

 

②「ファイル追加」でファイル選択、もしくはD&Dで変換開始

 

ファイル追加

 

③変換終了後「ダウンロード」(GoogleドライブやDropboxの利用も可能)

 

ダウンロード

 

④必要に応じ、「ゴミ箱」ボタンで削除

Windows PC用ソフトもあります

 

(2)CleverPDF

https://www.cleverpdf.com/jp

①「PDF Word変換」を選択

 

CleverPDF

 

②「ファイルの選択」でファイル選択、もしくはD&D

 

ファイルの選択

 

③出力ファイルの形式選択(doc/docx)

 

ファイルの形式選択

 

④概要が表示されるので「処理の開始」ボタンを押す

⑤変換終了後「ダウンロード」(GoogleドライブやDropboxの利用も可能)

 

変換終了後

 

⑥必要に応じ、「ゴミ箱」ボタンで削除

Windows PC用ソフトもあります

 

(3)PDFelement

言わずと知れた、PDFelementPDF万能編集オールインワンソフトで無料体験版もありますが、無料体験版ではロゴマークの透かしが入ります。

以下のボタンをクリックしてダウンロードできる

 

①PDFelementの起動

②「ファイルを開く」でPDFファイルを選択、もしくはD&D

 

PDFファイルを選択

 

ツールバーの「変換」→「Wordへ」をクリック

 

Wordへ

 

④プロ版機能の説明が出るが「続行」をクリック(透かしが入ります。もちろん「購入」されてもいいですが

 

続行

 

⑤フォルダを選択、ファイル名をつけて「保存」

 

フォルダを選択

 

⑥変換終了のコメントが表示されるので、必要に応じて「開く」で確認する

 

変換終了

 

● 動画から学ぶ:PDF Word 変換:PDFをワードに変換する方法

 

 

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる

 

(4)Foxit PDF Editor

Adobe Acrobatの対抗馬ともいわれるソフトで、評価版は14日間、無償で使用することができます。

①Foxit PDF Editorの起動

②「ファイルを開く」でPDFファイルを選択、もしくはD&D

 

Foxit PDF Editor

 

ツールバーの「変換」→「MS Office形式」→「Word」(あるいはWord97-2003)をクリック

 

MS Office形式

 

④フォルダを選択、ファイル名をつけて「保存」

 

ファイル名をつけて

 

⑤Microsft Wordが起動し、変換された文書が開く

 

変換された文書が開く

 

(5)PDF Exchange Editor

人気のあったPDF Exchange Viewerの後継ソフトで、体験版は保存時にDEMOスタンプが入ります。

 

①PDF Exchange Editorの起動

 

PDF Exchange Editorの起動

 

②「ファイル」→「開く」でPDFファイルを選択、もしくはD&D

 

ファイルが開く

 

③「変換」タブの「MS-Wordで出力」をクリック

 

MS-Wordで出力

 

④出力ページ、フォント、画像等を指定して「OK」をクリック

 

出力ページ

 

⑤フォルダを選択、ファイル名をつけて「保存」

 

フォルダを選

 

⑥Microsft Wordが起動し、変換された文書が開く

 


3.逆にWordをPDFに変換する

Mac PCでは「プレビュー」でPDFファイルを作成できますし、Windows PCでは、Windows10以降にはデフォルトで「Microsoft Print to PDF」が標準インストールされていて、PDF作成ソフトがなくてもPDFファイルを作成することが可能になりました。以下では「Microsoft Print to PDF」の使い方を説明します。

 

①Wordファイルを開く

 

Wordファイルを開く

 

②「ファイル」→「印刷」

 

印刷

 

③「プリンター」で「Microsoft Print to PDF」を選択

 

Microsoft Print to PDF

 

④必要なページ設定を行って「印刷」

⑤保存先、ファイル名を指定して「保存」

 

ファイル名を指定

 

 


【まとめ】

PDFファイルのWordへの変換について説明しました。

PDFファイルをWordに変換できるオンラインツールは多数ありますが、機密文書や個人情報を含むファイルは安全性を考慮して、PDFelementのような、ローカルPCにインストールするソフトを使いましょう。

PDFを編集できないようにする方法

はじめに

現在のビジネスシーンでは、見積書や請求書、契約書などの重要な書類もPDFファイルで作成し、ネットを通じてやり取りする時代です。このような重要な書類は、多くの場合、圧縮時にパスワードを設定するなどして、安全性を高める方法がとられていました。

しかし、ファイルサイズの小さいPDFファイルを圧縮してパスワードを設定するより、PDFファイル自体にパスワードを付ける方が効率的でしょう。さらに、多くのソフトでは、ファイルを開くとき、編集をするとき、印刷をするときなど、さまざまな状況に応じて設定することも可能です。

 

PDFのパスワード設定は、PDF編集ツールで行います。無料でダウンロードできるものやオンラインで使用できるものまでさまざまです。PDF編集ツールを導入すれば、PDFが編集できなくて困るようなこともなくなります。ここでは、さまざまなPDF編集ツールを使ってPDFファイルにパスワードを設定する方法をご紹介していきます。

 

目次

 

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる

 


Part1:Adobe Acrobat でファイルにパスワードをかける

Adobe Acrobatでは、PDF ファイルにパスワードを設定することができます。Adobe Acrobatで設定できるパスワードには、次の2種類があります。

● PDFファイルを開くためのパスワード
● PDFファイルを変更したり、印刷したりするためのパスワード

 

ここでは、パスワードを設定し、正確なパスワードを入力しなければファイルを開くことができないようにする手順をご紹介します。

 

1)PDF ファイルを開き、「ファイル」をクリックして、「プロパティ」を選択します。

 

プロパティ

 

2)「セキュリティ」タブをクリック、「セキュリティ方法」から「パスワードによるセキュリティ」 を選択します。

 

セキュリティ

 

3)「パスワードによるセキュリティ- 設定」ダイアログボックスで「文書を開くときにパスワードが必要」にチェックを入れ、「文書を開くパスワード」にパスワードを入力して、「OK」をクリックします。

 

文書を開くパスワード

 

4)「文書を開くパスワードの確認」ダイアログボックスでパスワードを入力し、「OK」をクリックします。

 

文書を開くパスワードの確認

 

5)「セキュリティ設定は、文書を保存して閉じるまで適用されません。」で「OK」をクリックします。

 

セキュリティ設定

 

6)「文書のプロパティ」ダイアログボックスで、「OK」をクリックします。

 

文書のプロパティ

 

7)「ファイル」をクリックし、「上書き保存」を選択します。

 

上書き保存

 

※パスワードを設定していないファイルを残しておく場合は、「名前を付けて保存」を選択し、パスワード付きのファイルとして別のファイル名で保存します。

 


Part2:PDFelementでファイルを改変不可に設定する方法

PDFelementでは、正確なパスワードを入力しなければ、PDFファイルを編集することができないようにすることができます。パスワードを設定しておくと、誤ってファイルを編集されてしまったり、悪意ある他者が意図的にファイルを編集してしまったりすることを防ぐことができます。

 

PDFelementで設定できるパスワードには、次の2種類があります。

● PDFファイルを開くためのパスワード
● PDFファイルを変更したり、印刷したりするための権限パスワード

 

動画から学ぶ:WindowsでPDFファイルにパスワードの設定と解除方法

 

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ここでは、パスワードを設定し、正確なパスワードを入力しなければファイルを印刷・編集することができないようにする手順をご紹介します。

 

1)PDFファイルを開き、「保護」を選択して、「パスワードを設定」をクリックします。

 

パスワードを設定

 

2)「権限パスワード」をクリックし、設定するパスワードを入力、「印刷不可」「変更不可」を選択して、「保存」をクリックします。

 

権限パスワード

 

3)「ファイル」を選択し、「保存」をクリックしてパスワードの設定を保存します。

 

ファイルを保存する

 

※パスワードを設定していないファイルを残しておく場合は、「名前を付けて保存」を選択し、パスワード付きのファイルとして別のファイル名で保存します。

 

 


Part3:いきなりPDFで他人が編集できないようにする

いきなりPDFは、ソースネクスト社が販売するPDFの作成・編集・変換ソフトです。いきなりPDF設定できるパスワードには、次の3種類があります。
● PDFファイルを開くためのパスワード
● PDFファイルを変更したり、印刷したりするためのパスワード
● PDFファイル内のテキストのコピーを防ぐためのパスワード

 

ここでは、パスワードを設定し、正確なパスワードを入力しなければファイルを開くことができないようにする手順をご紹介します。

 

1)PDFファイルを開き、「セキュリティ」を選択し、「パスワード設定」をクリックします。
2)「ドキュメントのプロパティ」ダイアログボックスの「セキュリティ」タブをクリックし、「セキュリティ方法」で「パスワードセキュリティ」を選択します。
4)「パスワードによるセキュリティ」ダイアログボックスの「許可パスワードを設定して、印刷、編集及びその他変更許可のセキュリティ設定をおこなう」にチェックを入れ、パスワードを入力し、「OK」をクリックします。
  ※ 編集ができないようにする場合、「変更を許可」のリスト内から「なし」、印刷ができないようにする場合は、「印刷を許可」のリスト内から「なし」を選択します。
5)「パスワードの確認」で「OK」をクリックします。
6)「保存」をクリックして設定を保存します。
  ※パスワードを設定していないファイルを残しておく場合は、「名前を付けて保存」を選択し、パスワード付きのファイルとして別のファイル名で保存します。

 

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part4:オンラインツールを使う

PDFファイルにパスワードを設定したいが、設定できるソフトがない!というときは、オンラインツールを利用すると便利です。オンラインツールは、Webブラウザさえあれば、無料で瞬時にPDFファイルにパスワードを設定することができます。
ただし、Web上にファイルをアップロードすることになるため、セキュリティには十分に注意する必要があります。

 

● 123APPS「PDFをパスワード保護」

ここでは、123APPSの提供する「PDFをパスワード保護」を利用してPDFファイルにパスワードを設定する方法について、ご紹介します。なお、chrome拡張機能として使用することも可能です。

 

1)123APPSのWebサイト(https://pdf.io/ja/protect/)を開き、「ファイルを選択」をクリックして、パスワードを設定するPDFファイルをアップロードします。

 

PDFファイルをアップロード

 

2)パスワードを入力し、「保護」をクリックします。

 

保護

 

3)変換されたPDFファイルをダウンロードします。

 

ファイルをダウンロードする

 


まとめ

今回は、さまざまなPDF編集ツールを使ってPDFファイルにパスワードを設定する方法についてご紹介しました。PDFファイルにパスワードを設定しなければいけない状況は多いのではないでしょうか。ご紹介したソフトを使用すると、パスワードを設定するだけでなく、PDFファイルを編集したり、他のファイル形式に変換したりすることもできるようになります。

 

たとえば、PDFelementは、Webサイトから無料でダウンロードすることができるだけでなく、機能も豊富です。PDFファイルを活用することが多いようであれば、これらのソフトの導入を検討してみてはいかがでしょうか。是非、参考にしてみてください。

 

以下のボタンをクリックしてPDFelementダウンロードできる

PDFファイルを一つに結合する方法

仕事でPDFを利用した際に、
「複数のファイルを結合する方法がわからない」
「編集するツールがいっぱいあって、どれがいいのかわからない」

と思った経験はありませんか?

 

本記事ではPDFを一つに結合する方法を、ツールごとに紹介していきます。

 

今回ご紹介するのは、以下3種類のPDF編集ツールです。


Google Chrome拡張機能「PDF Merge Files」でPDFを結合する方法

Google Chrome拡張機能「PDF Merge Files」を使えば、ソフトのダウンロードやアカウント作成なしでPDFファイルを結合できます。

 

以下に手順をまとめました。

まずは、拡張機能に「PDF Merge Files」を追加します。

拡張機能PDF結合をクリック

f:id:edrawfancy:20220406144548j:plain

編集メニューの画面が現れるので、下へスクロールして「Merge PDF」をクリック

f:id:edrawfancy:20220406145519j:plain



赤いボタンを押して、ファイルを追加

f:id:edrawfancy:20220406145731j:plain

追加したいファイルを選択

f:id:edrawfancy:20220406145734j:plain

 

ADD MORE FILES をクリックすると、複数のファイルを結合できます。

f:id:edrawfancy:20220406145736j:plain

結合したいファイルを選んだら、右下にある緑のMERGEをクリック

f:id:edrawfancy:20220406145739j:plain

ダウンロードをクリックし、ファイルを保存

f:id:edrawfancy:20220406145742j:plain

 

テキストを入力

 

ソフトのインストールやアカウント登録は必要ありません。手軽にPDFを結合したい場合には、とてもおすすめの機能です。

→関連記事:chromeでおすすめの拡張機能


オンラインツールでPDFファイルを結合する方法 

PDFファイルを結合するには、オンラインツールを利用することもできます。オンラインのPDF編集ツールには、以下2つがあります。

I Love PDFの使い方

まずはI Love PDFでファイル結合する方法を解説します。

I Love PDF公式サイトにアクセスする

f:id:edrawfancy:20220406145745j:plain

中央にある赤の「PDFファイルを選択」ボタンをクリック

 

+のボタンからファイルを複数選ぶ

f:id:edrawfancy:20220406145748j:plain

複数のファイルを選んだら、右下のPDF結合をクリック

f:id:edrawfancy:20220406145750j:plain

結合できたら、ダウンロードをクリックして、ファイルを保存

f:id:edrawfancy:20220406145645j:plain

→関連記事:「i love pdf」のオンライン版とデスクトップ版をそれぞれ解説

small pdfの使い方

次にsmall pdfを使ったPDFファイル結合の方法を解説します。

small pdf公式サイトにアクセスする

PDF結合をクリック

f:id:edrawfancy:20220406145647j:plain

ファイルを選択する

f:id:edrawfancy:20220406145650j:plain

「ファイルを結合」「オプションを選択」をクリック

f:id:edrawfancy:20220406145653j:plain

左下からファイルを追加し、PDFの結合をクリック

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結合したファイルをダウンロードする

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→関連記事:オンラインでもデスクトップでも使えるsmallpdfを詳しく紹介

オンラインツールのデメリット

オンライン編集ツールは、インターネット上にデータをアップロードして編集を行うので、情報漏洩の危険性があります。

 

サービス提供側も情報漏洩がないよう配慮はしていますが、確実に安全とは言い切れません。個人情報を含むデータや仕事の機密情報が入ったデータはアップロードしないといった判断が必要です。

また、使いやすく便利ですが、無料だと1時間に2回までの利用制限があります。頻繁に利用すると全ての機能を利用したい場合は、有料プランへの切り替えを検討してもよいかもしれません。


編集ソフトを利用して、PDFファイルを結合する方法

最後に、編集ソフトを利用して、PDFファイルを結合する方法をご紹介します。

今回は、下記2つのソフトについて解説していきます。

Adobe Acrobatで複数のファイルを1つのPDFに結合する

まずは、Adobe AcrobatでPDFファイルを結合する方法です。

編集ソフトAdobe Acrobatを開き、右上のツールを選択

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メイン画面でファイルを結合をクリック

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ファイルを追加をクリック

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追加したいファイルを選択して、右下の「ファイルを追加」をクリック

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複数のファイルを結合する場合は、もう一度「ファイルを追加」をクリック

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結合したいファイルを選択したら、右上の「ファイルを結合」をクリック

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左上の保存アイコンから、PC内に保存

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Adobe Acrobatは有料ソフトですが、最初の7日間は無料で使えます。無料で試してみて、使いやすいと感じたら有料版に移行するのがおすすめです。

PDFelementでPDFファイルを結合する

次に、PDFelementを使ってファイルを結合する方法を紹介します。以下のボタンをクリックして、「PDFelement」(PDFエレメント)をダウンロードできます。

PDFelementを開き、左の「開く」をクリックし、結合したいファイルを選択

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右上の「ツール」からPDF結合を選択

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左下の「追加」からファイルを選び、複数のPDFファイルを一つのPDFに結合をクリック

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ファイルを選んだら、右下の適用をクリック

フォルダを選んで保存

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ご注意したいこと:無料版で保存したファイルには、下記のようなロゴが入ってしまいます。まずは無料版を使ってみて、有料版の導入を検討するのがおすすめです。

→関連記事: Mac OS対応できる:PDFファイルの結合方法(プレビューも含む)


まとめ

今回は、PDFファイルを一つに結合する方法を紹介しました。PDFファイルの結合には、上記3種類のツールを使うのがおすすめです。

まずは、無料で提供されている機能を利用しながら、使い勝手、セキュリティ、価格などを考慮し、ベストなツールを選択してください。

なぜ、PDFなの?PDFファイルに保存する理由を徹底紹介!

はじめに

ビジネスシーンでの書類や公的な資料、メッセ―ジアプリでのやりとりにも利用される「PDF」は、一度は利用したことのある知名度の高いファイル形式と言えるでしょう。なぜここまでPDFはさまざまなシーンで利用されるのでしょうか?

今回は、PDFファイルに保存する大きなメリットを5つご紹介します。合わせて、これらの実現方法も詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

 


Part1:PDFとは?

 

PDFファイルはアドビが開発したファイル形式で「Portable Document Format」の略称通り、移植性・互換性の高いフォーマットです。

 

テキストはもちろん、画像、フォームなどを含めることができるPDFは、専用のPDF編集ソフトがあれば創造的な資料を作成できる上、共有しやすい特長を持ち合わせています。

 

ではさっそくPDFを使うメリットを詳しくみていきましょう!


Part2:PDFを使う理由をズバリ! ~PDFを使う5つのメリット~

1.安全性の高さ

PDFにはテキストだけではなく、画像やフォームなどを含めることができます。どのような書類であっても、不用意に他人に閲覧されたり、改ざんされたりすることは好ましくないでしょう。

 

PDFであれば、そのリスクを極力回避する機能が備わっています。

●透かしを追加する

「透かし」とは、文書上に編集できないテキストや画像などを埋め込むものです。 ”社外秘” のように書類の取り扱いについての注意喚起などに利用されます。

ここで利用するのはPDFelementです。PDFの作成・編集・変換・結合・圧縮 署名・OCRなどこれ一本でOKです!


製品ホームページ

【手順】:PDFelementで透かしを追加するには

1.PDFelementを起動し、任意のPDFを開きます。
2.メニュー> [ツール] > [透かし] > [透かしを追加] を選択します。
3.画面下部に表示された透かしのテンプレートを選択 > [適用] ボタンを押下します。

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◎ワンポイント

透かしのテンプレートがないときには「+」ボタンから作成することができます。
透かしタイプを「テキスト/PDF/画像」から選択してテンプレートを作成してください。

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●保護>墨消しとしてマーク⇒墨消しを適用

「墨消し」では、文書中の文字などを墨のように黒く塗りつぶして見えなくする効果をつけることができます。

【手順】:PDFelementで墨消しするには

1.メニュー > [保護] > [墨消しとしてマーク] を選択します。
2.文書中の文字や画像など墨消ししたい箇所をマウスでドラッグして囲みます。
3.メニュー > [保護] > [墨消しを適用] をクリックします。

 

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◎ワンポイント

墨消しを適用してPDFを保存すると元に戻すことはできません。ご注意ください。

 

●保護>パスワードを設定

PDFを開くときや編集操作のタイミングを制御してパスワードを設定することができます。PDFを許可なく編集してほしくない場合に便利な機能です。

【手順】:PDFelementでパスワードを設定するには

1.メニュー > [保護] > [パスワードを設定] を選択します。
2.用途に応じてパスワードを設定します。

 

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●保護>文書に署名/電子署名

PDFに署名することでセキュリティが強化され、改ざん履歴を追跡することも可能になります。

 

【手順】:PDFelementで文書に署名するには

メニュー > [保護] > [文書に署名] または [電子署名] を選択して設定してください。

 

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2.制限がない/誰でも自由に使える/どのパソコンでも見える

 

PDFファイルは、端末、OS、アプリケーションに依存することがなく、どの環境でも同じイメージの文書を閲覧できるのが特長です。

 

PDFを閲覧するだけであれば、PDFビューアがあれば十分です。 そのため、WindowsMaciPhoneAndroidなど、送信先のOSを気にすることなく手軽にやりとりすることができます。

3.圧縮できる/ファイルサイズが小さい

 

一般的にファイルにテキストや画像が多く含まれる場合、ファイルサイズは大きくなっていきます。

ファイルサイズが大きいと、メールに添付できなかったり、作業領域の容量を減らしたりする原因にもなります。 たとえメールやメッセージアプリに添付できたとしても、それなりのファイルサイズがあれば送信時間がかかるだけではなく、受信する人もファイルを開くのに時間がかかりストレスになることも...

 

4.互換性

PDFはさまざまなアプリケーションとの互換性があるファイル形式です。 たとえば、Wordで作成した文書をPDFに変換することもできますし、その逆にWordから作成されたPDFをWordに変換しなおすことも可能です。

 

このように利便性の高いファイルなので、たとえば外出先でWordが使えない場合にはとりあえずPDFで編集しておこう、という使い方もできます。

 

PDFをエクスポートするには

 

メニュー > [ファイル] > [エクスポート] から出力したいファイル形式(Word/Excelなど)を選択します。

 

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また、PDFに対応したアプリケーションも豊富です。 Edge、ChromeFirefoxなどのブラウザや、PhotoshopIllustratorなどでも直接PDFを開くことができます。

5.共同作業できる

作成したPDFを共有したり、複数人で編集したりすることも可能です。

 

メニュー > [ファイル] > [共有] からお使いの項目を選択してから任意のファイルを共有します。

 

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まとめ

セキュリティを保ちながらも複数人と共有できる、という大きなメリットがある「PDF」は、これからもさまざまなシーンでの活躍が期待できるでしょう。